(「あめ」の古形といわれる)
ひろびろとした大空。あめ。
万葉集〔8C後〕一五・三六〇二
「青によし 奈良の都に たなびける 安麻(アマ)の白雲 見れど飽かぬかも〈作者不詳〉」
(美しい日本語の辞典)
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あま【天】
(アメの古形)
そら。てん。
万葉集(15)
「あまの白雲」
(広辞苑)
あめ【天】
①(「くに」に対する)天空。
古事記(下)
「雲雀は天に翔(かけ)る」
・雲雀:
ひばり
②(「つち」に対する)大空。
万葉集(5)
「天へ行かば 汝(な)がまにまに 地(つち)ならば 大君います」
③ 天つ神、造物主のすむ所。高天原(たかまのはら)。天上界。
(広辞苑)