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2020-11-29

「いけず」の意味

いけず

意地の悪いこと。心がねじけていること。たちが悪いこと。また、その人やさま。いかず。

関西地方の方言。

*大阪の宿〔1925〕〈水上滝太郎〉 八・六
「あの人酔ははったら、何時もあのやうに いけず しやはりまんのか」

・水上 瀧太郎:
みなかみ たきたろう / みずかみ たきたろう

(美しい日本語の辞典)



るるぶ大阪ベスト '21





いけ-ず

(「行けず」の意から)

① 強情なこと。意地の悪いこと。また、そういう人。いかず。

② わるもの。ならずもの。

浄瑠璃、夏祭浪花鑑
「今も今とて いけず 達がわつぱさつぱ」

・夏祭 浪花 鑑:
なつまつり なにわ かがみ

(広辞苑)



いけず

〜な〔関西地方で意地が悪いこと、たちが悪いことの意〕

spiteful; malicious; nasty; mean

・あんないけずな男嫌いや。
I hate spiteful people like that!
I hate people who do mean things like that!

(新和英大辞典)



いけず

〚いじわる〛

(性質)
spitefulness, nastiness;

(人)
a nasty [a spiteful] person

〘話〙
a meanie

(ウィズダム和英辞典)

2020-11-22

「幾村雨(いくむらさめ)」の意味

幾村雨(いくむらさめ)

幾度か、また、幾度も降り過ぎる村雨。

(美しい日本語の辞典)



むら-さめ 【群雨・叢雨・村雨】

〘名〙

にわかに群がって降雨。激しくなったり弱くなったりして降る雨。にわか雨の類。

《季・夏》

*万葉(8C後)一〇・二一六〇
「庭草に 村雨(むらさめ)降りて こほろぎの 鳴く声聞けば 秋づけにけり」

(精選版 日本国語大辞典)



村雨 辰剛 - 僕は庭師になった





むらさめ 【村雨】

a passing 「shower [rain]

(新和英大辞典)



むらさめ 【村雨】

〘にわか雨〙
(occasional rain) shower

〘降ったりやんだりする雨〙
intermittent rain

(ジーニアス和英辞典)

2020-11-15

「幾ばく(いくばく)」の意味

幾(いく)ばく

どれほど。どれくらい。

特に、それがわずかである場合に用いる。

「余命幾ばくもない」
幾ばくかの金を包む」

などと使う。

*万葉集〔8C後〕九・一八〇七
幾時(いくばく)も生けらじものを〈虫麻呂歌集〉」

*伊勢物語〔10C前〕七八
「御随身、舍人して取りにつかはす。いくばくもなくて持て来ぬ」

・御 随身:
み ずいじん

・舎人:
とねり / しゃじん

伊勢物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典



(美しい日本語の辞典)



いくば-く 【幾何・幾許】

① どれほど。どんなに多く。

万葉集(8)
「我が背子と 二人見ませば 幾許か この降る雪の 嬉しからまし」

・背子: せこ
(女が、兄弟・恋人・夫など男を親しんでいう称)


② (「も」を伴い、否定・反語に用いる) なにほども。

万葉集(11)
いくばくも降らぬ雨ゆゑ」

「余命いくばくもない」

(広辞苑)



いくばく 【幾許】

いくばくもなく
before long; soon

いくばくかの金
a small sum of [some, a little] money; what little money one has

・彼の余命はいくばくもない。
His days are numbered. / He doesn't have long to live. / He will die soon.

(ウィズダム和英辞典)

2020-11-08

「熱風(いきれかぜ)」の意味

熱風(いきれかぜ)

むんむんとむし暑い風。熱風(ねっぷう)。

(美しい日本語の辞典)



トラック野郎 熱風5000キロ





いきれ 【熱】

〘名〙 (動詞「いきれる(熱)」の連用形の名詞化)

むされるような熱気やにおい。むしあつさ。

*俳諧・炭俵 (1694) 上
「門(もん)で押るる壬生の念仏 〈芭蕉〉 東風風(こちかぜ)に糞(こへ)のいきれを吹まはし〈芭蕉〉」

・炭俵:
すみだわら

(精選版 日本国語大辞典)



いきれ

(造語)

おおぜいの人の息・体温から発したり、生(オ)い茂った夏草から蒸散したりする熱気のために、暑くてむっとする状態。また、その熱気。

「人いきれ・草いきれ

(新明解国語辞典)



いきれ 【熱れ】

stuffiness

● むっといきれのする部屋
a really stuffy room

(ウィズダム和英辞典)

2020-11-01

「意気地(いきじ)」の意味

意気地(いきじ)

自分の意志や面目などをどこまでも守り通そうとする気持。このことばが変化して「意気地(いくじ)」ができた。

*浮世草子・好色訓蒙図彙 〔1686〕 上・人倫
「衆生にえんうすき御かたは、あげせんもさだまらず、はりもいきぢもさたなし」

・好色 訓蒙 図彙:
こうしょく きんもう ずい

・人倫:
じんりん

・衆生:
しゅじょう

(美しい日本語の辞典)



江戸のイラスト辞典 訓蒙図彙





いき-じ 【意気地】 ‥ヂ

事を貫徹しようとする気力。他にはりあって、自分の思うことを立て通そうとする気性。いじ。いくじ。いきはり。

(広辞苑)



いきじ 【意気地】

pride; pushiness (out of pride); insistence 《on one's own view》; willfulness.

・男の意気地
one's pride as a man; a man's pride

・私にも男の意気地がある。
I also have my pride as a man.

・意気地を通す
stick to one's views (out of pride)

(新和英大辞典)

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