いけず
意地の悪いこと。心がねじけていること。たちが悪いこと。また、その人やさま。いかず。
関西地方の方言。
*大阪の宿〔1925〕〈水上滝太郎〉 八・六
「あの人酔ははったら、何時もあのやうに いけず しやはりまんのか」
・水上 瀧太郎:
みなかみ たきたろう / みずかみ たきたろう
(美しい日本語の辞典)
▷ るるぶ大阪ベスト '21
いけ-ず
(「行けず」の意から)
① 強情なこと。意地の悪いこと。また、そういう人。いかず。
② わるもの。ならずもの。
浄瑠璃、夏祭浪花鑑
「今も今とて いけず 達がわつぱさつぱ」
・夏祭 浪花 鑑:
なつまつり なにわ かがみ
(広辞苑)
いけず
〜な〔関西地方で意地が悪いこと、たちが悪いことの意〕
spiteful; malicious; nasty; mean
・あんないけずな男嫌いや。
I hate spiteful people like that!
I hate people who do mean things like that!
(新和英大辞典)
いけず
〚いじわる〛
(性質)
spitefulness, nastiness;
(人)
a nasty [a spiteful] person
〘話〙
a meanie
(ウィズダム和英辞典)
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