1. 朝方の曇り空。
新古今和歌集〔1205〕秋下・四九二
「さびしさは み山の秋の 朝ぐもり 霧にしをるる 槇のした露 〈後鳥羽院〉」
2. 特に、夏の朝、靄(もや)が立ちこめて曇ったような空。
《季・夏》
葛飾〔1930〕〈水原秋桜子〉
「葭切(よしきり)の をちの鋭声(とごゑ)や 朝ぐもり」
(美しい日本語の辞典)
▷ 夏の朝に効く 夜に効く スープ・ジュース・サラダ
あさ-ぐもり【朝曇】
朝、空の曇っていること。また、靄(もや)で曇ったように見えること。俳諧では、夏の暑くなる日の朝の、曇ったような空模様にいう。
〈[季]夏〉
(広辞苑)
あさぐもり【朝曇り】
a cloudy morning
(プログレッシブ和英中辞典)
あさぐもり【朝曇り】
・夏の朝は朝曇りが多い。
In summer it is often cloudy in the morning.
・朝曇りの空はやがて晴れて暑くなった。
- Soon the morning clouds cleared (up) and it grew hot.
- The sky, which had been cloudy in the morning, soon cleared (up) and it got hot.
(新和英大辞典)