夜がすっかり明けきれない、の意。
俊恵法師の「よもすがら 物思ふころは 明けやらぬ 閨のひまさへ つれなかりけり」は『百人一首』にとられて有名。
・俊恵:
しゅんえ
(美しい日本語の辞典)
▷ エピソードでおぼえる!百人一首おけいこ帖
あけ-やらぬ【明け遣らぬ】
朝に近いが、まだ暗さがある。
「まだあけやらぬ空」
(広辞苑)
あけやらぬ【明けやらぬ】
・まだ明けやらぬ空に月が懸かっていた
The moon was shining in the sky just before dawn [in the still dark sky].
(プログレッシブ和英中辞典)
あけやらぬ【明けやらぬ】
● いまだ明けやらぬ空
the shy just before dawn
(ウィズダム和英辞典)