朝に降るしぐれ。
《季・冬》
壬二集(みにしゅう)〔1237~45〕
「つま木こる しづの衣のあさしぐれ ほすもや寒き 冬の山嵐」
(美しい日本語の辞典)
▷ 北海大和 贅鮮 北海道十勝牛しぐれ詰合せ
しぐれ【時雨】
(「過ぐる」から出た語で、通り雨の意)
① 秋の末から冬の初め頃に、降ったりやんだりする雨。
〈季・冬〉
万葉集(3)
「九月(ながつき)の時雨の時は」
② 比喩的に、涙を流すこと。
「袖の時雨」
③ 一しきり続くもののたとえ。
「蝉時雨」
④ 小督局(こごうのつぼね)の用いた琴の名。
⑤ 本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)作の名物茶碗の名。
⑥ 時雨羹(しぐれかん)の略。
⑦ 時雨饅頭(しぐれまんじゅう)の略。
(広辞苑)
しぐれ【時雨】
- a shower (of rain) in late autumn and early winter
- a late-autumn or early-winter rain
- a (light) shower
・時雨が通りすぎた。
The shower has passed.
・時雨模様
a showery sky
・時雨模様だ。
There will be showers today. | Today will be [It looks] showery.
(新和英大辞典)