朝、戸をあけた時、吹き込んでくる風。
草根集(そうこんしゅう)〔1473 頃〕一
「心せず 入りくる冬の 朝戸風 はげしや衣(ころも) 裁ちあへぬ間に」
(美しい日本語の辞典)
▷ いってらっしゃーい いってきまーす
あさと-かぜ【朝戸風】
朝、戸をあけたときに吹き込む風。
草根集
「心せず 入りくる冬の 朝戸風」
(広辞苑)
あさ-と【朝戸】
〘名〙
朝、あける戸口。また、その戸。
⇔ 夕戸
*書紀(720)祟神八年四月・歌謡
「味酒(うまさけ) 三輪の殿の 阿佐妬(アサト)にも 出でて行かな 三輪の殿戸を」
(精選版 日本国語大辞典)
あさ-と【朝戸】
朝起きてあける戸。
崇神紀
「三輪の殿の阿佐妬(アサト)にも押し開(びら)かね」
(広辞苑)