朝の雪(あさのゆき)
朝降る雪。朝見る雪。
《季・冬》
長唄・菊寿の草摺(きくじゅのくさずり)〔1787〕
「留めてよいのは朝の雪、雨の降るのに去(い)なうとは、そりゃ野暮ぢゃぞえ、待たしゃんせ」
(美しい日本語の辞典)
▷ 冬の気ままなひとり旅。
ゆき【雪】
① 氷晶が成長し、結晶形を保ちながら地上に降る白い粒子。また、それが降る天候。結晶は六方晶系に属するが、外観は多様で、主な外形は立花・角板・角柱・針。古来、花・月とともに代表的景物とされる。
〈季・冬〉
万葉集(5)
「わが園に 梅の花散る ひさかたの 天(あめ)より雪の 流れ来るかも」
② 白い色、また、白い物のたとえ。「雪の肌」
(ア)白髪。
古今和歌集(春)
「頭の雪と なるぞわびしき」
(イ)(女房詞)大根。
③ 欠氷(かきごおり)のこと。
④ (女房詞。「鱈(タラ)」の字の旁(つくり)からいう)タラの異称。
(広辞苑)
ゆき【雪】
snow
・さらさらの雪
powder [powdery] snow
・湿った雪
wet snow
・雪の結晶
a snow crystal
・雪まじりの雨
snowy rain;
rain mixed with snow
・地面はうっすらと雪で覆われていた。
The ground was thinly covered with snow.
(ジーニアス和英辞典)
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