油(あぶら)を売(う)る
仕事を怠けてむだ話をする。また、仕事の途中で時間をつぶして怠ける。江戸時代、髪油を売り歩く者が婦女を相手に話し込みながら商ったところから。
滑稽本・浮世床〔1813~23〕初・上
「すてきと油(あぶら)を売(うっ)たぜ」
(美しい日本語の辞典)
▷ 大島椿
[慣]油を売る
[解](江戸時代、婦女に髪油を売る者が、ゆっくりと話し込んで商売をしたからいう)無駄話に時を過ごす。また、用事の途中で時間をつぶす。
(広辞苑)
◆ 油を売・る
仕事の途中でむだ話などをして怠ける。
「立ち寄り先で油を売る」
▼ 江戸時代、髪油の行商人が婦女を相手に話し込みながら商いをしたことから。
(明鏡国語辞典)
[慣用]油を売る
waste time in idle conversation; dawdle
(プログレッシブ和英中辞典)
● 油を売る
・彼はよく立ち寄り先で油を売る。
He often messes around at a place he calls by.
・どこで油を売っていたんだ。
Where 「have you been [were you] wasting your time?
〘略式〙Where 「have you been [were you] goofing off?
(ジーニアス和英辞典)
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