油風(あぶらかぜ)
晩春の温暖な日和に南ないし南西から吹く風。主として、東海、近畿、瀬戸内海で船人が用いる。
あぶらまじ。あぶらまぜ。
《季・春》
(美しい日本語の辞典)
▷ 瀬戸の島旅 しまなみ海道+17島めぐり
あぶらかぜ【油風】
油まじ、油まぜとも。
油を流したような静かな風ということだが、まじは南寄りの風を示す。晩春の穏やかな晴天の日に吹いている風のこと。
◆ まじ
〈まぜ〉とも。
真風とも書き、良い風の意味で、太平洋岸の各地で春から夏にかけて吹く南寄りの季節風をさす。
桜まじ、油まじ(油風)、日和(ひより)まじ等という表現もある。
(百科事典マイペディア)
まじ【真風】
〔太平洋岸で吹く南寄りの季節風〕
a southerly breeze
(新和英大辞典)
ばん-しゅん【晩春】
(1) 春の末。⇔ 早春。
(2) 陰暦3月の異称。〈[季]春〉
(広辞苑)
ばんしゅん【晩春】
late spring
・晩春のころ
late in spring
(プログレッシブ和英中辞典)
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