痘痕(あばた)も靨(えくぼ)
ほれていると相手の欠点も欠点とは見えないで、長所のように見えるものだということ。また、ひいき目で見れば醜いものも美しく見える意にいう。
好きになると相手のあばた(天然痘が治ったあと皮膚に残る跡)でもえくぼのように見える意から。
天然痘
高熱とともに赤い発疹が出て膿疱(のうほう)となり、後にそれが瘢痕(はんこん)化してあばたになる病気だが、WHO(世界保健機関)によって、1979年に根絶が宣言された。
(美しい日本語の辞典)
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[慣]痘痕も靨(えくぼ)
[解]好きになると欠点まで好ましく見える意。
(広辞苑)
◆ あばたも靨(えくぼ)
ほれてしまえば、相手の欠点も長所のように見えるものだ。
(明鏡国語辞典)
あばた【痘痕】
a pockmark (▼ 通例複数形)
・あばた面
a pockmarked [pocked] face
・あばたもえくぼ
〘諺〙Love is blind
(プログレッシブ和英中辞典)
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