積乱雲の一種である雲の峰の異称。
(美しい日本語の辞典)
[慣]くもの峰(みね)
夏、山の峰のようにそびえ立っている積雲をいう。入道雲。
《季・夏》
*四季物語(14C中頃か)六月
「さみだれの晴間なき空もいつしか名残なくなりて、雲の峰々立ちかさなり」
(精選版 日本国語大辞典)
▷ 雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑
せきらん-うん【積乱雲】
十種雲級の一つ。垂直に発達した積雲。
雲頂はむくむくしているが、圏界面に達すると巻雲状に水平にひろがり、全形が朝顔状や鉄床(かなとこ)状になる。雲底は乱層雲のような形になる。多くは雷雨現象を伴う。入道雲。雷雲。
記号 Cb
(広辞苑)
積乱雲, 入道雲
cumulonimbus
(プログレッシブ和英中辞典)
せきらんうん【積乱雲】
〘気象〙
cumulonimbus
〘入道雲〙
thunderhead
・南の海上に積乱雲が発生した。
A thunderhead appeared over the sea to the south.
(ジーニアス和英辞典)