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2014-05-22

「徒桜(あだざくら)」の意味

徒桜(あだざくら)

はかなく散る桜。また、はかないもののたとえ。

親鸞聖人の歌とされる「あすありと 思ふ心のあだ桜(ざくら) 夜は嵐の 吹かぬものかは」が有名。

桜はあだな(かりそめではかない)もので今日咲いても明日はもう散っているかもしれない、という発想は古く、しばらくぶりに訪れてきた在原業平に向かって「はかないものと有名な桜だけれども、一年にほんのたまにしか来ないあなたのような人のことも、ちゃんと待ちつけてこうして咲いているじゃありませんか」とある人が詠みかけ、業平が「私が今日来なかったら、明日は散っていたに違いない」と応じた歌のやりとりが『古今和歌集』や『伊勢物語』に見える。

(美しい日本語の辞典)



月刊京都 2019年4月号





あだ-ざくら【徒桜】

散りやすく、はかない桜花。

親鸞聖人絵詞伝
「あすありと 思ふ心のあだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」

(広辞苑)



あだ-ざくら【徒桜】

〘名〙

すぐに散ってしまう桜の花。

▼ はかないもののたとえに使う。

(明鏡国語辞典)



あだざくら【徒桜】

(the) 「ephemeral [fleeting, passing] cherry blossoms

  • (the) ephemeral cherry blossoms
  • (the) fleeting cherry blossoms
  • (the) passing cherry blossoms

(新和英大辞典)

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