足を洗う
汚れた足を洗うように、悪事や好ましくない職業の世界から抜け出ることにいう。現代では、煩わしい仕事などをやめる場合にも用いる。ちなみに、あることをし始める場合は「手を染める」という。
破戒〔1906〕〈島崎藤村〉一三・四
「何時(いつ)まで政界に泳いで居る積りは無いのです。一日も早く足を洗ひたいと」
(美しい日本語の辞典)
▷ 100歳までスタスタ歩ける足のつくり方
[慣] 足を洗う
[解] 賤しい勤めをやめて堅気になる。悪い所行をやめてまじめになる。また、単にある職業をやめることにもいう。
(広辞苑)
◆ 足を洗・う
好ましくない仲間や仕事から離れて、まともな生活をする。
「やくざの世界から足を洗う」
(明鏡国語辞典)
[慣用]足を洗う
・悪人仲間から足を洗う決心をした
He decided to sever his connections with [wash his hands of] the underworld and go straight.
・麻薬から足を洗った
He kicked the drug habit.
(プログレッシブ和英中辞典)
● 足を洗う
・悪の道から足を洗う
「sever one's connections with [wash one's hands of, leave] the underworld
・トーマスはようやくギャンブルから足を洗った。
Thomas finally kicked his gambling habit.
(ジーニアス和英辞典)
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