朝夕立(あさゆだち)・朝白雨(あさはくう)
朝のうちに降る強いにわか雨。昼になれば晴れるものとされる。
雑俳(ざっぱい)・手ひきぐさ〔1824〕
「後の為・朝白雨(あさゆだち) 笑む水団(すいとん)屋」
(美しい日本語の辞典)
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ゆう-だち【夕立】ユフ‥
(一説に、天から降ることをタツといい、雷神が斎場に降臨することとする)
1. 夕方、風・波などの起こり立つこと。
風雅和歌集(夏)
「夕立の 風にわかれて 行く雲に」
2. 昼すぎから夕方にかけて、急に曇って来て激しく降る大粒の雨。夏の夕方に多く、発達した積乱雲によって起こり、雷を伴いやすい。白雨(はくう)。夕立の雨。
〈[季]夏〉
李花集(りかしゅう)
「夕立はみかさとりあえず過ぎぬれど」
ゆうだち-ぐも【夕立雲】ユフ‥
夕立を降らせる雲。
〈[季]夏〉
[慣]夕立は馬の背を分ける
[解]夕立はごく狭い地域でしか降らず、例えば馬の背の片側だけを濡らすというほどに局所的であることのたとえ。
(広辞苑)
ゆうだち【夕立】
a shower
・夕立にあった
We were caught in a shower.
・夕立が上がるのを待つ
wait for the shower to pass [stop]
・夕立が来そうだ
It looks like rain [there's going to be a shower].
【合成語】
・夕立雲
a shower cloud
(プログレッシブ和英中辞典)
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