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2014-05-26

「徒花(あだばな)」の意味

徒花(あだばな)

咲いても実を結ばない花。むだ花。転じて、みせかけだけで実(じつ)を伴わない物事、予測される結果を伴わないで終わることにたとえていう。

「減税の公約もあだ花でしかなかった」「『青年実業家』の多くはバブルの時代に咲いたあだ花であった」などと使う。

(美しい日本語の辞典)



良いトレーニング、無駄なトレーニング





あだ-ばな【徒花】

(1) 咲いても実を結ばない花。むだ花。

閑吟集(かんぎんしゅう)
「ならぬ徒花真白に見えて、憂き中垣の夕顔や」

「好景気は徒花だった」


(2) はかなく散りゆく花。末とげられぬ恋などのたとえにも用いる。

(3) 季節はずれに咲く花。 〈日葡辞書(にっぽじしょ)〉


(4) 祝儀として渡しても、後で現金に換えない紙纏頭(かみばな)。

浮世草子、椀久二世(わんきゅうにせ)の物語
「外聞ばかりのあだ花を出し人々に嬉しがらせ」

(広辞苑)



あだ-ばな【徒花】

〘名〙

(1) 咲いても実を結ばない花。むだ花。

▼ 実(じつ)を伴わないもののたとえに使う。

「恋の徒花を咲かせる」
「せっかくの公約が徒花に終わる」

(2)〔古〕季節はずれに咲く花。

(明鏡国語辞典)



あだばな 【徒花】

[I] 〔実を結ばない花〕
an abortive flower

[II] 〔実質の伴わない企て〕
a worthless [an abortive / an unproductive] attempt

・減税計画があだ花で終わらないように願う
We hope the tax reduction plan will materialize [be realized].

(プログレッシブ和英中辞典)

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