ページ

2014-05-15

「夏の空(なつのそら)」の意味

夏の空(なつのそら)

夏の太陽のぎらぎら輝く空。夏空。

《季・夏》

霊芝〔1937〕〈飯田蛇笏〉昭和一〇年
「わが浴(ゆあ)む たくましき身に 夏の空


夏空(なつぞら)

「夏の空」に同じ。

《季・夏》

火垂るの墓〔1967〕〈野坂昭如〉
夏空にキラキラと光り彼方とみるうち」

(美しい日本語の辞典)



夏ぴあファミリー こどもと遊ぼう 首都圏版 2019





れい-し【霊芝】

1. マンネンタケ(万年茸)の漢名。瑞草(ずいそう)とされる。

西鶴諸国ばなし
「聖人の世に生える霊芝といふもの」

2. 霊妙な働きのあるきのこ。

(広辞苑)



いいだ-だこつ【飯田蛇笏】イヒ‥

(1885~1962)

俳人。本名、武治。山梨県生れ。早大中退。芭蕉に傾倒、高浜虚子の指導を受けた。

俳誌 「雲母」 を主宰、主情的で雄勁荘重な句風を樹立。句集「山廬集(さんろしゅう)」「霊芝」「山響集(こだましゅう)」など。

(広辞苑)



なつぞら【夏空】

・頭上には真っ青な夏空が広がっていた。
The deep blue summer sky spread out above us.

(オーレックス和英辞典)

人気の投稿(全期間)