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2018-05-12

「雨台風(あめたいふう)」の意味

あめ-たいふう【雨台風】

〘名〙台風のうち、特に雨の量や影響が大きいもの。

*故郷忘じがたく候(1968)〈司馬遼太郎〉
「途中、雨台風のあとで道が悪く」

(精選版 日本国語大辞典)



台風についてわかっていることいないこと





あめ-たいふう【雨台風】

風はあまり強くないが、雨が強く降った台風を後からいう言葉。

⇔ 風台風

(広辞苑)



あめたいふう【雨台風】

a typhoon accompanied by a lot of rain; a typhoon that 「brings [causes] heavy rain (rather than strong wind); a typhoon with heavy rain.

(新和英大辞典)



雨台風[アメタイフウ]

風による被害は比較的小さく、雨による被害が大きい台風の俗称。厳密な定義はない。一般に、梅雨期や秋季の台風は風よりも雨による被害が大きい。1947年9月14〜15日に関東・東北地方に大雨を降らせ、利根川と荒川の堤防の決壊により東京都、埼玉県に未曽有の大水害を起こしたカスリン台風や、1958年9月26〜28日に東海・関東地方で大雨をもたらして狩野川を氾濫させ、伊豆地方で1000人をこえる死者を出したほか、神奈川県、東京都でも浸水、崖崩れ等の大きな被害をもたらした狩野川台風は、雨台風の代表的なものである。

(ブリタニカ国際大百科事典)

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