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2018-05-19

「文目も分かず」の意味

[慣]あやめも分(わ)かず

1. 物事をはっきり識別できない。物の区別がわからない。〔匠材集(1597)〕

*読本・椿説弓張月(1807-11)前
「燈燭(ともしび)滅(きえ)て善悪(アヤメ)もわかず

・匠材集:
しょうざいしゅう

・読本:
よみほん

・椿説 弓張月:
ちんせつ ゆみはりづき


2. 判断力の不足などで、物事を筋道立てて考えられない。分別がつかない。

*源氏(1001-14頃)蛍
「あらはれて いとど浅くも 見ゆるかな あやめもわかず なかれけるねの」

(精選版 日本国語大辞典) 



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[慣]文目もわかぬ

[解]物の区別もつかない。また、物事の分別もつかない。

文目もわかぬ闇」

(広辞苑)



文目も分かぬ

〔物の形がわからないほど暗い〕
pitch dark;
as black as pitch;
so dark (that) you can't see your hand in front of your face

〔思慮分別がない〕
uncomprehending;
benighted

文目も知らぬ恋
(a) blind love

(新和英大辞典)

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