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2018-05-16

「綾取る(あやどる)」の意味

あや-ど・る【文取・綾取】

〘他ラ五(四)〙

1. (古くは「あやとる」)巧みに操作する。あやつる。

*中華若木詩抄(1520頃)中
「弄すると云は、機をあや取るやうな心ぞ」

・中華若木詩抄:
ちゅうかじゃくぼくししょう


2. たすきなどを十文字に結ぶ。

*浄瑠璃・伽羅先代萩(1785)道行
操どるごとき細道を、分つつ来つつ、行がてに」

・伽羅先代萩:
めいぼくせんだいはぎ


3. (模様、文章などを)美しく飾る。美しくいろどる。〔日葡辞書(1603-04)〕

(精選版 日本国語大辞典)



刺繍でいろどる女の子の服





あや-ど・る【綾取る】

〘他五〙

1. 巧みに扱う。あやつる。

2. (文章などを)飾る。日葡辞書「ブンシャウヲアヤドル

3. (たすきなどを)十字に結ぶ。

(広辞苑)



あやどる【綾取る】

〔文章を飾る〕
decorate; ornament; make ornate.

・華麗にあやどられた文章
an elegantly 「decorated [embellished] sentence [passage, text]

(新和英大辞典)

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