新緑に降り注ぐ梅雨。
《季・夏》
雲に鳥〔1977〕〈永井龍男〉
「青梅雨の雨の朝戸けなげに繰られけり」
▷ 永井龍男 - 青梅雨
(美しい日本語の辞典)
つゆ【梅雨・黴雨】
6月(陰暦では5月)頃降りつづく長雨。また、その雨期。さみだれ。ばいう。
〈[季]夏〉
「梅雨に入る」
「梅雨が明ける」
(広辞苑)
▷ 梅雨前線の正体(新しい気象技術と気象学)
つゆ【梅雨】
the rainy season
・梅雨に入った。
The rainy season has 「set in [begun].
・梅雨が明けた。
The rainy season 「is over [has ended].
・今年は梅雨入り[明け]が遅い。
The begginning [end] of the rainy season is late this year.
・うっとうしい梅雨空が続いている。
We've been having a heavy cloudy sky during [preculiar to] the rainy season.
(ジーニアス和英辞典)
人気の投稿(全期間)
-
「なる」 の改まった言い方。 「あい」 は接頭語。 「いかが 相成り ましょうか」 「五万円に 相成り ます」 「いたくお世話に 相成り ました」 など、改まった場での物言いとなる。 (美しい日本語の辞典) ▷ 美しい日本語の辞典 「な...
-
あたりきしゃりきくるまひき 「あたりまえ(当前)」をしゃれていう。近世以後、職人などが用いるぞんざいな語。「しゃりき」は「車力」、すなわち荷車ひきの意か。「りき」の音を繰り返して語呂(ごろ)をよくするために添えた語。 「あたりき、しゃりき、けつの穴ばりき」とも、「けつの穴...
-
あしらう 「あしえらう」の変化した語。応対すること。 現在では、「冷たくあしらう」「鼻であしらう」などの言い方で、いいかげんに他を待遇するの意を表すことが多い。 また、景物、料理、装飾などで、物を取り合わせる、配合する意を表す。 多情多恨〔1896〕〈尾崎紅葉〉後...
-
あこがれる もとは「あくがる」で、本来いるべき場所を離れてさまようことをいった。 転じて、心が対象にひかれてさまよい出て行くような感じ、すなわち、何かに心がひかれて思いこがれることをいうようになった。 「 あこがれ の的」といえば、理想として思いを寄せる対象のこと。 ...
-
徒桜(あだざくら) はかなく散る桜。また、はかないもののたとえ。 親鸞聖人の歌とされる「あすありと 思ふ心の あだ桜(ざくら) 夜は嵐の 吹かぬものかは」が有名。 桜はあだな(かりそめではかない)もので今日咲いても明日はもう散っているかもしれない、という発想は古く、...