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2012-01-08

「青雲(あおくも)」の意味

後世は「あおぐも」とも。

青みを帯びた灰色の雲。

万葉集[8C後]ニ・一六一
「北山に たなびく雲の 青雲の 星離れゆき 月を離れて 〈持統天皇〉」

「青雲の」は枕詞。

雲の色から「白」にかかり、雲が出るの意で「出づ」、あるいは青空を待ち望む意で「出でこ」にかかる。

(美しい日本語の辞典)



まんが道 青雲編 6





淡青色や淡灰色の雲。

一説に、青空を雲に見たてて言う語。

万葉集 十六
青雲の たなびく日すら こさめそほ零(ふ)る」

(広辞苑)



あお-くも アヲ‥ 【青雲

〘名〙

(後世は「あおぐも」とも)

青みを帯びた灰色の雲。一説に、晴れて雲もなく、青々とした空。青空。

*万葉(8C後)二・一六一
「北山に たなびく雲の 青雲(あをくも)の 星離れゆき 月を離れて」

(精選版 日本国語大辞典)



あおくも-の アヲクモ‥ 【青雲の】

[枕]

雲の色から「白」にかかり、また、雲が出るの意で「出(い)づ」、あるいは、青空を待ち望む意で「出でこ」にかかる。

*古事記(712)中
「浪速(なみはや)の渡りを経て、青雲之(あをくもの)白肩(しらかた)の津に泊(は)てたまひき」

(精選版 日本国語大辞典)

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