もとは夜半過ぎから夜明け近くのまだ暗い頃までをさしていた。
古典などに見られる通い婚の習俗では、男が女のもとから帰らねばならないのがこの時間帯で、「あかつきの別れ」という言い方もできた。
現在では、明け方のやや明るくなった時分をいう。
また、物事が実現したその時という意味でも使う。
(美しい日本語の辞典)
▷ 毎日4分で超快適! 超ラジオ体操
[アカトキ(明時)の転]
1. 夜を3つに分けた第3番目。宵・夜中に続く。
現在では、やや明るくなってからを指すが、古くは、暗いうち、夜が明けようとする時。よあけ。あけがた。
古今和歌集(恋)
「有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし」
源氏物語(明石)
「たち給う暁は夜深く出で給ひて」
「暁の光」
2. ある事柄が実現したその時。
「成功の暁には」
(広辞苑)
1 〔夜明〕 dawn; daybreak
・暁に
at dawn [daybreak]; at break of day
・暁の空
the sky at dawn
2. 〔物事が実現するその時〕
・その仕事の完成の暁には彼の名が高まるだろう。
When the work is competed he will become famous.
(プログレッシブ和英中辞典)
あかつき【暁】
①[夜明け]
dawn, daybreak
・バラ色に染まる暁の空
[=夜明けのバラ色の空]
the rosy sky at dawn
・暁にニワトリが鳴くのを聞く
hear a rooster crow at dawn [daybreak]
②[・・・した時]
・私が知事に当選したあかつきには、そのダムの建設を中止します。
If I am elected governor, I will stop the construction of the dam.
・成功したあかつきには、お礼は十分にさせてもらいます。
If we succeed, we will pay you handsomely.
(ジーニアス和英辞典)
2012-01-26
2012-01-25
「赤提灯(あかちょうちん)」の意味
赤い紙を張った提灯のことだが、赤提灯を看板に出した店、大衆向けの一杯飲み屋のことをさすことが多い。
類似のことばに「縄のれん」があり、こちらは多くの縄を結びたらして作ったのれんが店先にかかっていることから、居酒屋や飲み屋をさしていう。
(美しい日本語の辞典)
▷ 東京ひとり酒場100
(アカヂョウチンとも。多く赤い提灯を店先に掲げることから)安い料金で客に酒を飲ませる店。一杯飲み屋。
(広辞苑)
店先に赤い提灯をつるした大衆向きの飲食店。一杯飲み屋。赤ヂョウチン。
(明鏡国語辞典)
あかちょうちん -チヤウ- 【赤提灯】
〔目につきやすいように店頭に赤い提灯をぶら下げることから〕「居酒屋」の俗称。あかぢょうちん。
(新明解国語辞典)
▷ 赤羽本(エイムック)
1. 〔提灯〕
a red paper lantern
2. 〔飲み屋〕
a cheap drinking place (with a red paper lantern hung outside as a sign)
(プログレッシブ和英中辞典)
あかちょうちん【赤提灯】
akachochin;
〘説明的に〙 an inexpensive bar-style Japanese restaurant with a red lantern hung from the eaves
・赤提灯で一杯やる
step in at an akachochin for a drink
(ジーニアス和英辞典)
類似のことばに「縄のれん」があり、こちらは多くの縄を結びたらして作ったのれんが店先にかかっていることから、居酒屋や飲み屋をさしていう。
(美しい日本語の辞典)
▷ 東京ひとり酒場100
(アカヂョウチンとも。多く赤い提灯を店先に掲げることから)安い料金で客に酒を飲ませる店。一杯飲み屋。
(広辞苑)
店先に赤い提灯をつるした大衆向きの飲食店。一杯飲み屋。赤ヂョウチン。
(明鏡国語辞典)
あかちょうちん -チヤウ- 【赤提灯】
〔目につきやすいように店頭に赤い提灯をぶら下げることから〕「居酒屋」の俗称。あかぢょうちん。
(新明解国語辞典)
▷ 赤羽本(エイムック)
1. 〔提灯〕
a red paper lantern
2. 〔飲み屋〕
a cheap drinking place (with a red paper lantern hung outside as a sign)
(プログレッシブ和英中辞典)
あかちょうちん【赤提灯】
akachochin;
〘説明的に〙 an inexpensive bar-style Japanese restaurant with a red lantern hung from the eaves
・赤提灯で一杯やる
step in at an akachochin for a drink
(ジーニアス和英辞典)
2012-01-24
「赤雲(あかぐも)」の意味
赤い色を帯びた雲。
日や月の光に映えて赤く見える雲。
栄花物語〔1028 ~ 92頃〕楚王の夢
「時時この御あたり近う、あか雲の立ち出づるは、我君の御有様と見ゆるに、せんかたなく悲しかりける」
・栄花物語:
えいがものがたり
・楚王:
そおう
(美しい日本語の辞典)
▷ 雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑
くも【雲】
〘名〙
白または灰色の綿のようになって空に浮かび、動いたり形を変えたりするもの。
大気中の水蒸気が冷えて凝結した細かな水滴や氷晶(ひょうしょう)が群れ集まって生じる。
「雲一つない青空」
(明鏡国語辞典)
くも【雲】
cloud
・太陽が雲の切れ間から顔を出した。
The sun came out from a break in the clouds.
・山に雲がかかっている。
The clouds are covering the mountain.
・太陽が雲の陰に隠れた。
The sun was hidden by [behind] clouds.
・西の空に黒い雲が出ている。
Dark clouds have gathered in the west.
・雲が晴れた。
The clouds lifted [cleared away].
(ジーニアス和英辞典)
日や月の光に映えて赤く見える雲。
栄花物語〔1028 ~ 92頃〕楚王の夢
「時時この御あたり近う、あか雲の立ち出づるは、我君の御有様と見ゆるに、せんかたなく悲しかりける」
・栄花物語:
えいがものがたり
・楚王:
そおう
(美しい日本語の辞典)
▷ 雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑
くも【雲】
〘名〙
白または灰色の綿のようになって空に浮かび、動いたり形を変えたりするもの。
大気中の水蒸気が冷えて凝結した細かな水滴や氷晶(ひょうしょう)が群れ集まって生じる。
「雲一つない青空」
(明鏡国語辞典)
くも【雲】
cloud
・太陽が雲の切れ間から顔を出した。
The sun came out from a break in the clouds.
・山に雲がかかっている。
The clouds are covering the mountain.
・太陽が雲の陰に隠れた。
The sun was hidden by [behind] clouds.
・西の空に黒い雲が出ている。
Dark clouds have gathered in the west.
・雲が晴れた。
The clouds lifted [cleared away].
(ジーニアス和英辞典)
2012-01-23
「足掻く(あがく)」の意味
馬、牛などが地面を掻くように足を動かすこと。
人間に関して使うと、目的に向かってじたばたしてもがき苦しむことや、あくせく気をもんで働くことを意味することが多い。
浮雲〔1887~89〕〈二葉亭四迷〉一・二
「坐して食へば山も空しの諺に漏れず、次第次第に貯蓄(たくはへ)の手薄になるところから足掻き出したが」
(美しい日本語の辞典)
▷ 逆転!強敵や逆境に勝てる秘密
1. 馬などが前足で地面を掻く。また、そのようにして進む。
万葉集(7)
「赤駒の足掻く激(たぎち)に」
2. 手足を動かしていらだつ。もがく。
宇治拾遺物語(12)
「虎、さかさまに伏して倒れて足掻くを」
3. 悪い状態から抜け出そうとして、どうにもならないのにいろいろやってみる。また、あくせくする。
浄瑠璃、女殺油地獄
「倉の一軒も建てるようにと足掻いても」
4. (子どもが)あばれる。ふざける。
浄瑠璃、鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)
「ヤイヤイヤイ。よつぽどに足掻けよ、其所なぬくめ」
(広辞苑)
1. 馬などが前足で地面を掻く
paw (at) the ground
2. もがき苦しむ
struggle
He struggled [strove] to escape from the miserable circumstances he was in.
(プログレッシブ和英中辞典)
あがく【足掻く】
struggle (to do)
・人生のどん底からはい上がろうとしてあがく
struggle to climb up from the bottom of life
・今さらあがいてもむだだ。
It's too late to do anything now.
(ジーニアス和英辞典)
人間に関して使うと、目的に向かってじたばたしてもがき苦しむことや、あくせく気をもんで働くことを意味することが多い。
浮雲〔1887~89〕〈二葉亭四迷〉一・二
「坐して食へば山も空しの諺に漏れず、次第次第に貯蓄(たくはへ)の手薄になるところから足掻き出したが」
(美しい日本語の辞典)
▷ 逆転!強敵や逆境に勝てる秘密
1. 馬などが前足で地面を掻く。また、そのようにして進む。
万葉集(7)
「赤駒の足掻く激(たぎち)に」
2. 手足を動かしていらだつ。もがく。
宇治拾遺物語(12)
「虎、さかさまに伏して倒れて足掻くを」
3. 悪い状態から抜け出そうとして、どうにもならないのにいろいろやってみる。また、あくせくする。
浄瑠璃、女殺油地獄
「倉の一軒も建てるようにと足掻いても」
4. (子どもが)あばれる。ふざける。
浄瑠璃、鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)
「ヤイヤイヤイ。よつぽどに足掻けよ、其所なぬくめ」
(広辞苑)
1. 馬などが前足で地面を掻く
paw (at) the ground
2. もがき苦しむ
struggle
He struggled [strove] to escape from the miserable circumstances he was in.
(プログレッシブ和英中辞典)
あがく【足掻く】
struggle (to do)
・人生のどん底からはい上がろうとしてあがく
struggle to climb up from the bottom of life
・今さらあがいてもむだだ。
It's too late to do anything now.
(ジーニアス和英辞典)
2012-01-22
「青葉空 (あおばそら)」 の意味
青葉の頃の空。
赤光[1913]〈斎藤茂吉〉うめの雨
「青葉空 雨になりたれ 吾はいま こころ細ほそと 別れゆくかも」
・赤光:
しゃっこう
・斎藤 茂吉:
さいとう もきち
(美しい日本語の辞典)
▷ 乳酸菌+酵素 大麦若葉
あお-ば【青葉】アヲ‥
① 緑色の、木の葉。
② 新たに芽ざした葉。若葉。また、若葉の茂ったもの。新緑。
〈[季]夏〉
「青葉が目にしみる」
(広辞苑)
あおば【青葉】
green leaves
・山々には青葉が茂っている。
Green foliage is abundant in the mountains.
・青葉若葉の季節となりました。
The season of fresh greenery has come.
(ジーニアス和英辞典)
赤光[1913]〈斎藤茂吉〉うめの雨
「青葉空 雨になりたれ 吾はいま こころ細ほそと 別れゆくかも」
・赤光:
しゃっこう
・斎藤 茂吉:
さいとう もきち
(美しい日本語の辞典)
▷ 乳酸菌+酵素 大麦若葉
あお-ば【青葉】アヲ‥
① 緑色の、木の葉。
② 新たに芽ざした葉。若葉。また、若葉の茂ったもの。新緑。
〈[季]夏〉
「青葉が目にしみる」
(広辞苑)
あおば【青葉】
green leaves
・山々には青葉が茂っている。
Green foliage is abundant in the mountains.
・青葉若葉の季節となりました。
The season of fresh greenery has come.
(ジーニアス和英辞典)
2012-01-19
「青は藍より出でて藍より青し」の意味
教えを受けた人が教えた人より優れること。
弟子が師より優っていること。
青色の染料は藍(あい)から取るが、原料の藍よりも青いの意から。
「筍子・勧学」の「学は以て已(や)むべからず。青は藍より出でて藍より青く、冰(こおり)は水これを為して、水より寒(つめた)し」から出たことば。
出藍(しゅつらん)の誉れ。
(美しい日本語の辞典)
▷ 成人発達理論による能力の成長
[筍子(勧学)](青色の染料は藍の葉から取るが、元の色よりも美しくなることから。荀子では、学問・努力によって天性以上の人になるというたとえに使う)
弟子が先生よりすぐれることにいう。
出藍の誉れ。
対句に「氷は水より出でて水よりも寒し」がある。
(広辞苑)
◆青は藍(あい)より出(い)でて藍より青し
弟子が先生の学識や技量を越えること。出藍(しゅつらん)の誉れ。
▶ 荀子(じゅんし)のことばで、本来は学問や努力によってもって生まれた本性を越えることができる意。
(明鏡国語辞典)
Some pupils surpass their teachers [masters].
He excels [outshines] his teachers.
(プログレッシブ和英中辞典)
しゅつらんのほまれ【出藍の誉れ】
・出藍の誉れがある
be reputed as 「exelling [outstanding, outdistancing, surpassing, eclipsing] one's 「master [teacher] 《at [in] 》
・まさに出藍の誉れありというべきだ。
This is an instance of a pupil outstripping the teacher.
(新和英大辞典)
◆ 出藍のほまれ
● 出藍のほまれである
be superior to [〘やや書〙 excel, 〘書〙 surpass] one's teacher 〘in achievement〙
(ウィズダム和英辞典)
弟子が師より優っていること。
青色の染料は藍(あい)から取るが、原料の藍よりも青いの意から。
「筍子・勧学」の「学は以て已(や)むべからず。青は藍より出でて藍より青く、冰(こおり)は水これを為して、水より寒(つめた)し」から出たことば。
出藍(しゅつらん)の誉れ。
(美しい日本語の辞典)
▷ 成人発達理論による能力の成長
[筍子(勧学)](青色の染料は藍の葉から取るが、元の色よりも美しくなることから。荀子では、学問・努力によって天性以上の人になるというたとえに使う)
弟子が先生よりすぐれることにいう。
出藍の誉れ。
対句に「氷は水より出でて水よりも寒し」がある。
(広辞苑)
◆青は藍(あい)より出(い)でて藍より青し
弟子が先生の学識や技量を越えること。出藍(しゅつらん)の誉れ。
▶ 荀子(じゅんし)のことばで、本来は学問や努力によってもって生まれた本性を越えることができる意。
(明鏡国語辞典)
Some pupils surpass their teachers [masters].
He excels [outshines] his teachers.
(プログレッシブ和英中辞典)
しゅつらんのほまれ【出藍の誉れ】
・出藍の誉れがある
be reputed as 「exelling [outstanding, outdistancing, surpassing, eclipsing] one's 「master [teacher] 《at [in] 》
・まさに出藍の誉れありというべきだ。
This is an instance of a pupil outstripping the teacher.
(新和英大辞典)
◆ 出藍のほまれ
● 出藍のほまれである
be superior to [〘やや書〙 excel, 〘書〙 surpass] one's teacher 〘in achievement〙
(ウィズダム和英辞典)
2012-01-18
「青二才(あおにさい)」の意味
「青」は未熟の意、「二才」は若者の「新背(にいせ)」の変化した語。
年が若く、経験に乏しい男性を卑しめていうことば。
雁〔1911~13〕〈森鴎外〉十五
「乳臭い青二才(あをにさい)にも、旦那と云ってお辞儀をする」
(美しい日本語の辞典)
▷ 入社1年目ビジネスマナーの教科書
(「青」は未熟の意。ボラなどの幼魚を二才というのにたとえたものという)
年若く経験に乏しい男をののしっていう語。
浄瑠璃、義経千本桜
「青二才にして弥助と名をかへ」
「青二才が何を言うか」
(広辞苑)
年が若くて経験に乏しい男性。
「青二才の分際で何を言う」
「青」は未熟の意。
「二才」は「新背(=若者)」からともいう。
「青二歳」は誤りとされることが多い。
(明鏡国語辞典)
a young and inexperienced fellow; a greenhorn
(プログレッシブ和英中辞典)
あおにさい【青二才】
〘主に米略式〙 greenhorn
・お前みたいな青二才からそんなこと聞きたくないよ。
I don't want to hear this kind of thing from a greenhorn like you.
・彼はまだ青二才だ。
He is still wet behind the ears.
《◆子供が耳の後ろをふかないことから》
(ジーニアス和英辞典)
年が若く、経験に乏しい男性を卑しめていうことば。
雁〔1911~13〕〈森鴎外〉十五
「乳臭い青二才(あをにさい)にも、旦那と云ってお辞儀をする」
(美しい日本語の辞典)
▷ 入社1年目ビジネスマナーの教科書
(「青」は未熟の意。ボラなどの幼魚を二才というのにたとえたものという)
年若く経験に乏しい男をののしっていう語。
浄瑠璃、義経千本桜
「青二才にして弥助と名をかへ」
「青二才が何を言うか」
(広辞苑)
年が若くて経験に乏しい男性。
「青二才の分際で何を言う」
「青」は未熟の意。
「二才」は「新背(=若者)」からともいう。
「青二歳」は誤りとされることが多い。
(明鏡国語辞典)
a young and inexperienced fellow; a greenhorn
(プログレッシブ和英中辞典)
あおにさい【青二才】
〘主に米略式〙 greenhorn
・お前みたいな青二才からそんなこと聞きたくないよ。
I don't want to hear this kind of thing from a greenhorn like you.
・彼はまだ青二才だ。
He is still wet behind the ears.
《◆子供が耳の後ろをふかないことから》
(ジーニアス和英辞典)
2012-01-17
「青天井(あおてんじょう)」の意味
青空を天井に見立てていうことば。青空。
紅葉の賀[1962]〈阿波野青畝〉 昭和二十六年
「冬薔薇や 青天井に 蔓(つる)まげて」
・紅葉の賀:
もみじのが
・阿波野青畝:
あわのせいほ
(美しい日本語の辞典)
1. (青空を天井に見立てていう)
青空。野天(のてん)。
2. (青空は果てしなく高いことから)
物の値段や数値が無制限に上がること。天井知らず。
「このところ株価は青天井」
(広辞苑)
▷ 図解 山崎元のお金に強くなる!
1. 青空
a blue sky
2. 株価などが上がること
・株価は青天井で投資家は悲鳴を上げた
Investors bemoaned the sky-high price of stocks.
(プログレッシブ和英中辞典)
あおてんじょう【青天井】
・株価は青天井だ。
[=上限がない]
Stock prices know no upper limit.
[=(上は)空が限界だ]
The sky is the limit for stock prices.
(ジーニアス和英辞典)
紅葉の賀[1962]〈阿波野青畝〉 昭和二十六年
「冬薔薇や 青天井に 蔓(つる)まげて」
・紅葉の賀:
もみじのが
・阿波野青畝:
あわのせいほ
(美しい日本語の辞典)
1. (青空を天井に見立てていう)
青空。野天(のてん)。
2. (青空は果てしなく高いことから)
物の値段や数値が無制限に上がること。天井知らず。
「このところ株価は青天井」
(広辞苑)
▷ 図解 山崎元のお金に強くなる!
1. 青空
a blue sky
2. 株価などが上がること
・株価は青天井で投資家は悲鳴を上げた
Investors bemoaned the sky-high price of stocks.
(プログレッシブ和英中辞典)
あおてんじょう【青天井】
・株価は青天井だ。
[=上限がない]
Stock prices know no upper limit.
[=(上は)空が限界だ]
The sky is the limit for stock prices.
(ジーニアス和英辞典)
2012-01-12
「青梅雨(あおつゆ)」の意味
新緑に降り注ぐ梅雨。
《季・夏》
雲に鳥〔1977〕〈永井龍男〉
「青梅雨の雨の朝戸けなげに繰られけり」
▷ 永井龍男 - 青梅雨
(美しい日本語の辞典)
つゆ【梅雨・黴雨】
6月(陰暦では5月)頃降りつづく長雨。また、その雨期。さみだれ。ばいう。
〈[季]夏〉
「梅雨に入る」
「梅雨が明ける」
(広辞苑)
▷ 梅雨前線の正体(新しい気象技術と気象学)
つゆ【梅雨】
the rainy season
・梅雨に入った。
The rainy season has 「set in [begun].
・梅雨が明けた。
The rainy season 「is over [has ended].
・今年は梅雨入り[明け]が遅い。
The begginning [end] of the rainy season is late this year.
・うっとうしい梅雨空が続いている。
We've been having a heavy cloudy sky during [preculiar to] the rainy season.
(ジーニアス和英辞典)
《季・夏》
雲に鳥〔1977〕〈永井龍男〉
「青梅雨の雨の朝戸けなげに繰られけり」
▷ 永井龍男 - 青梅雨
(美しい日本語の辞典)
つゆ【梅雨・黴雨】
6月(陰暦では5月)頃降りつづく長雨。また、その雨期。さみだれ。ばいう。
〈[季]夏〉
「梅雨に入る」
「梅雨が明ける」
(広辞苑)
▷ 梅雨前線の正体(新しい気象技術と気象学)
つゆ【梅雨】
the rainy season
・梅雨に入った。
The rainy season has 「set in [begun].
・梅雨が明けた。
The rainy season 「is over [has ended].
・今年は梅雨入り[明け]が遅い。
The begginning [end] of the rainy season is late this year.
・うっとうしい梅雨空が続いている。
We've been having a heavy cloudy sky during [preculiar to] the rainy season.
(ジーニアス和英辞典)
2012-01-11
「青田風(あおたかぜ)」の意味
青田の上を吹きわたる風。
《季・夏》
(美しい日本語の辞典)
「青田 (あおた)」
1. 稲が生育した青々とした田。
2. まだ実らない稲田。
3. 無料で興行物を見る人。また、無料。ただ。
守貞漫稿(もりさだまんこう)
「京坂観場に銭を与へず看之等を方言にて青田と云ふ。今は諸事に銭を与へざるを青田と云へり」
(広辞苑)
▷ 究極の田んぼ
あお-た アヲ‥ 【青田】
〘名〙
[1](「あおだ」とも)
稲が茂って青々と見える田。通常、七月下旬、土用前後のころの田をいう。《季・夏》
*平家(13C前)八
「賀茂、八幡の御領ともいはず、青田を苅りてま草にす」
[2]
京阪地方で、芝居、見世物などの興行物を、料金を払わないで見ること。また、その人。ただ見。
*滑稽本・客者評判記(1811)上
「御当地ででんぼうたらいふ者を、上(かみ)では青田といふわいの」
・客者 評判記:
かくしゃ ひょうばんき
[3]([2]から転じて、一般に)
代金を払わないこと。
*大阪繁花風土記(1814)今世はやる詞遣ひ
「青田。銭出さぬ事」
・大阪 繁花 風土記:
おおさか はんか ふどき
・今世:
こんせ、こんぜ
・詞遣ひ:
ことばづかい
(精選版 日本国語大辞典)
水田: a green paddy [rice] field
青田買いをする
・稲の成熟前に買い付ける
buy rice before it is reaped
・在学中の学生を
recruit college students for future jobs long before they graduate
(プログレッシブ和英中辞典)
《季・夏》
(美しい日本語の辞典)
「青田 (あおた)」
1. 稲が生育した青々とした田。
2. まだ実らない稲田。
3. 無料で興行物を見る人。また、無料。ただ。
守貞漫稿(もりさだまんこう)
「京坂観場に銭を与へず看之等を方言にて青田と云ふ。今は諸事に銭を与へざるを青田と云へり」
(広辞苑)
▷ 究極の田んぼ
あお-た アヲ‥ 【青田】
〘名〙
[1](「あおだ」とも)
稲が茂って青々と見える田。通常、七月下旬、土用前後のころの田をいう。《季・夏》
*平家(13C前)八
「賀茂、八幡の御領ともいはず、青田を苅りてま草にす」
[2]
京阪地方で、芝居、見世物などの興行物を、料金を払わないで見ること。また、その人。ただ見。
*滑稽本・客者評判記(1811)上
「御当地ででんぼうたらいふ者を、上(かみ)では青田といふわいの」
・客者 評判記:
かくしゃ ひょうばんき
[3]([2]から転じて、一般に)
代金を払わないこと。
*大阪繁花風土記(1814)今世はやる詞遣ひ
「青田。銭出さぬ事」
・大阪 繁花 風土記:
おおさか はんか ふどき
・今世:
こんせ、こんぜ
・詞遣ひ:
ことばづかい
(精選版 日本国語大辞典)
水田: a green paddy [rice] field
青田買いをする
・稲の成熟前に買い付ける
buy rice before it is reaped
・在学中の学生を
recruit college students for future jobs long before they graduate
(プログレッシブ和英中辞典)
2012-01-10
「青空 (あおぞら)」の意味
「あおそら」とも。
晴れ渡って、青く見える空。碧空。蒼天。
おとづれ〔1897〕〈国木田独歩〉上
「少しく雲ほころび蒼空(あをぞら)の一線(ひとすぢ)」
(美しい日本語の辞典)
▷ 別冊ランドネ 親子でアウトドア!
1. 青く澄んで見える空。蒼天。
2. 転じて、野外でする催しの形容。
「青空市場」
「青空教室」
屋外で行う授業。特に、第二次大戦後、校舎が戦災で消失したため、校庭などで行った授業。
(広辞苑)
1. 青く晴れた空。
「雲間に青空がのぞく」
2. 屋外。野外。
「青空教室[駐車場・市場]」
他の語と複合して使う。
(明鏡国語辞典)
a blue sky
・青空市場
an open-air market
・青空教室[授業]
open-air classes
・青空コンサート
an open-air concert
・青空駐車
(illegal) roadside parking; parking in an uncovered rented space
(プログレッシブ和英中辞典)
あおぞら【青空】
blue sky
・青空を背景にした紅葉
red leaves against a blue sky
・雲間に青空がのぞいた。
A patch of blue sky broke through the clouds.
・青空市(場)
open-air market
・青空教室
open-air class
・青空駐車
outdoor [open-air] parking
(ジーニアス和英辞典)
晴れ渡って、青く見える空。碧空。蒼天。
おとづれ〔1897〕〈国木田独歩〉上
「少しく雲ほころび蒼空(あをぞら)の一線(ひとすぢ)」
(美しい日本語の辞典)
▷ 別冊ランドネ 親子でアウトドア!
1. 青く澄んで見える空。蒼天。
2. 転じて、野外でする催しの形容。
「青空市場」
「青空教室」
屋外で行う授業。特に、第二次大戦後、校舎が戦災で消失したため、校庭などで行った授業。
(広辞苑)
1. 青く晴れた空。
「雲間に青空がのぞく」
2. 屋外。野外。
「青空教室[駐車場・市場]」
他の語と複合して使う。
(明鏡国語辞典)
a blue sky
・青空市場
an open-air market
・青空教室[授業]
open-air classes
・青空コンサート
an open-air concert
・青空駐車
(illegal) roadside parking; parking in an uncovered rented space
(プログレッシブ和英中辞典)
あおぞら【青空】
blue sky
・青空を背景にした紅葉
red leaves against a blue sky
・雲間に青空がのぞいた。
A patch of blue sky broke through the clouds.
・青空市(場)
open-air market
・青空教室
open-air class
・青空駐車
outdoor [open-air] parking
(ジーニアス和英辞典)
2012-01-09
「青東風(あおこち)」の意味
初夏の頃、青葉を吹いて渡る東からの風。
また、夏の土用の青空に吹きわたる東風の意ともいう。
《季・夏》
(美しい日本語の辞典)
▷ 初夏ぴあ 首都圏版
あお-こち アヲ‥ 【青東風】
〘名〙
初夏のころ、青葉を吹いて渡る東からの風。また、夏の土用の青空に吹き渡る東風の意ともいう。
《季・夏》
*俳諧・清鉋(1745頃)一
「四月 〈略〉 青東風(アヲコチ)」
・清鉋:
きよがんな
(精選版 日本国語大辞典)
こち【東風】
an 「east [easterly] wind
〔春風〕
a spring wind
(新和英大辞典)
また、夏の土用の青空に吹きわたる東風の意ともいう。
《季・夏》
(美しい日本語の辞典)
▷ 初夏ぴあ 首都圏版
あお-こち アヲ‥ 【青東風】
〘名〙
初夏のころ、青葉を吹いて渡る東からの風。また、夏の土用の青空に吹き渡る東風の意ともいう。
《季・夏》
*俳諧・清鉋(1745頃)一
「四月 〈略〉 青東風(アヲコチ)」
・清鉋:
きよがんな
(精選版 日本国語大辞典)
こち【東風】
an 「east [easterly] wind
〔春風〕
a spring wind
(新和英大辞典)
2012-01-08
「青雲(あおくも)」の意味
後世は「あおぐも」とも。
青みを帯びた灰色の雲。
万葉集[8C後]ニ・一六一
「北山に たなびく雲の 青雲の 星離れゆき 月を離れて 〈持統天皇〉」
「青雲の」は枕詞。
雲の色から「白」にかかり、雲が出るの意で「出づ」、あるいは青空を待ち望む意で「出でこ」にかかる。
(美しい日本語の辞典)
▷ まんが道 青雲編 6
淡青色や淡灰色の雲。
一説に、青空を雲に見たてて言う語。
万葉集 十六
「青雲の たなびく日すら こさめそほ零(ふ)る」
(広辞苑)
あお-くも アヲ‥ 【青雲】
〘名〙
(後世は「あおぐも」とも)
青みを帯びた灰色の雲。一説に、晴れて雲もなく、青々とした空。青空。
*万葉(8C後)二・一六一
「北山に たなびく雲の 青雲(あをくも)の 星離れゆき 月を離れて」
(精選版 日本国語大辞典)
あおくも-の アヲクモ‥ 【青雲の】
[枕]
雲の色から「白」にかかり、また、雲が出るの意で「出(い)づ」、あるいは、青空を待ち望む意で「出でこ」にかかる。
*古事記(712)中
「浪速(なみはや)の渡りを経て、青雲之(あをくもの)白肩(しらかた)の津に泊(は)てたまひき」
(精選版 日本国語大辞典)
青みを帯びた灰色の雲。
万葉集[8C後]ニ・一六一
「北山に たなびく雲の 青雲の 星離れゆき 月を離れて 〈持統天皇〉」
「青雲の」は枕詞。
雲の色から「白」にかかり、雲が出るの意で「出づ」、あるいは青空を待ち望む意で「出でこ」にかかる。
(美しい日本語の辞典)
▷ まんが道 青雲編 6
淡青色や淡灰色の雲。
一説に、青空を雲に見たてて言う語。
万葉集 十六
「青雲の たなびく日すら こさめそほ零(ふ)る」
(広辞苑)
あお-くも アヲ‥ 【青雲】
〘名〙
(後世は「あおぐも」とも)
青みを帯びた灰色の雲。一説に、晴れて雲もなく、青々とした空。青空。
*万葉(8C後)二・一六一
「北山に たなびく雲の 青雲(あをくも)の 星離れゆき 月を離れて」
(精選版 日本国語大辞典)
あおくも-の アヲクモ‥ 【青雲の】
[枕]
雲の色から「白」にかかり、また、雲が出るの意で「出(い)づ」、あるいは、青空を待ち望む意で「出でこ」にかかる。
*古事記(712)中
「浪速(なみはや)の渡りを経て、青雲之(あをくもの)白肩(しらかた)の津に泊(は)てたまひき」
(精選版 日本国語大辞典)
2012-01-06
「青臭い(あおくさい)」の意味
青草のような匂いがすることから、未熟である、経験が足りないさまをいう。
彼岸過迄[1912]〈夏目漱石〉報告・十四
「何で学校を出た許(ばかり)の青臭い自分が、夫程(それほど)苦になるのか」
・彼岸過迄:
ひがんすぎまで
(美しい日本語の辞典)
▷ お医者さんと野菜屋さんが推奨したい一生健康サラダ
[形容詞]
1. 青草のようなにおいがする。
2. 未熟である。
「青臭い書生」「青臭い意見」
(広辞苑)
あおくさ・い アヲ- 【青臭い】
(形)
(一)青菜や未熟なトマトなどを切ったときのにおいがする感じだ。
(二)経験が乏しいなどして、いかにも未熟だという印象を与える様子だ。
「青臭い 議論に閉口した」
[派]青臭さ
(新明解国語辞典)
▷ 最強の野菜スープ
1. [匂いが]
・この野菜ジュースは青臭くてとても飲めない
This vegetable juice has such a raw smell it's undrinkable.
2. [未熟な]
immature, green, naive
青臭い意見
a half-baked [naive] opinion
青臭い文体
an immature [awkward] style
考えが青臭い
His ideas are green.
(プログレッシブ和英中辞典)
あおくさい【青臭い】
① [人・言動]
〘経験の乏しい〙
green, inexperienced
〘未熟な〙
immature
・青臭い1年生国会議員
an inexperienced new Diet member
・彼は青臭いことばかり言う。
[=いつも世間知らずな発言をする]
He always makes naive remarks.
② [臭い]
・この野菜ジュースは青臭い。
This vegetable juice smells very green.
(ジーニアス和英辞典)
彼岸過迄[1912]〈夏目漱石〉報告・十四
「何で学校を出た許(ばかり)の青臭い自分が、夫程(それほど)苦になるのか」
・彼岸過迄:
ひがんすぎまで
(美しい日本語の辞典)
▷ お医者さんと野菜屋さんが推奨したい一生健康サラダ
[形容詞]
1. 青草のようなにおいがする。
2. 未熟である。
「青臭い書生」「青臭い意見」
(広辞苑)
あおくさ・い アヲ- 【青臭い】
(形)
(一)青菜や未熟なトマトなどを切ったときのにおいがする感じだ。
(二)経験が乏しいなどして、いかにも未熟だという印象を与える様子だ。
「青臭い 議論に閉口した」
[派]青臭さ
(新明解国語辞典)
▷ 最強の野菜スープ
1. [匂いが]
・この野菜ジュースは青臭くてとても飲めない
This vegetable juice has such a raw smell it's undrinkable.
2. [未熟な]
immature, green, naive
青臭い意見
a half-baked [naive] opinion
青臭い文体
an immature [awkward] style
考えが青臭い
His ideas are green.
(プログレッシブ和英中辞典)
あおくさい【青臭い】
① [人・言動]
〘経験の乏しい〙
green, inexperienced
〘未熟な〙
immature
・青臭い1年生国会議員
an inexperienced new Diet member
・彼は青臭いことばかり言う。
[=いつも世間知らずな発言をする]
He always makes naive remarks.
② [臭い]
・この野菜ジュースは青臭い。
This vegetable juice smells very green.
(ジーニアス和英辞典)
2012-01-05
「青北(あおきた)」の意味
主として西日本でいう。
初秋から仲秋にかけて涼気を送ってくる風。
これが吹くと夏が去り、海も空も青むとされる。
青げたならい。
雁渡(かりわたし)。
〈季・秋〉
(美しい日本語の辞典)
▷ 雁渡し - 藍染袴お匙帖
かり-わたし【雁渡】
〘名〙
初秋に吹く北風。青北(あおきた)。《季・秋》
*大乗院寺社雑事記 - 文明五年(1473)六月一七日
「秋風をは、野分ともかりわたしとも云也」
・大乗院 寺社 雑事記:
だいじょういん じしゃ ぞうじき
・野分:
のわき、のわけ
*俳諧・新季寄(1802)八月
「雁わたし 秋の北風を云」
・季寄:
きよせ
(精選版 日本国語大辞典)
初秋から仲秋にかけて涼気を送ってくる風。
これが吹くと夏が去り、海も空も青むとされる。
青げたならい。
雁渡(かりわたし)。
〈季・秋〉
(美しい日本語の辞典)
▷ 雁渡し - 藍染袴お匙帖
かり-わたし【雁渡】
〘名〙
初秋に吹く北風。青北(あおきた)。《季・秋》
*大乗院寺社雑事記 - 文明五年(1473)六月一七日
「秋風をは、野分ともかりわたしとも云也」
・大乗院 寺社 雑事記:
だいじょういん じしゃ ぞうじき
・野分:
のわき、のわけ
*俳諧・新季寄(1802)八月
「雁わたし 秋の北風を云」
・季寄:
きよせ
(精選版 日本国語大辞典)
2012-01-04
「青息吐息(あおいきといき)」の意味
「青息」は苦しみ嘆いたときにつくため息。
「吐息」はため息を吐くこと。
苦しみ困ったときに吐くため息。
また、それが出るような様子。
浄瑠璃・菅原伝授手習鑑 [1746] 四
「物も得いはず青息吐息、五色の息を一時に、ほっと吹出す計也」
(美しい日本語の辞典)
▷ 有村架純 1st 写真集「深呼吸 -Shin・Kokyu-」
嘆息するときや弱ったときに出すため息。
また、そのため息の出るような状態。
「青息吐息の暮し」
(広辞苑)
・青息吐息である。
be in great distress
・この不景気じゃ青息吐息です。
I am having a terrible time trying to survive this recession [slump in business].
(プログレッシブ和英中辞典)
あおいきといき【青息吐息】
・生活が苦しくて青息吐息だ。
I'm having a very hard time making ends meet.
・長引く不景気で多くの中小企業は青息吐息だ[=とても苦労している]。
Many small and medium-sized commpanies are having a very hard time due to the prolonged recession.
(ジーニアス和英辞典)
「吐息」はため息を吐くこと。
苦しみ困ったときに吐くため息。
また、それが出るような様子。
浄瑠璃・菅原伝授手習鑑 [1746] 四
「物も得いはず青息吐息、五色の息を一時に、ほっと吹出す計也」
(美しい日本語の辞典)
▷ 有村架純 1st 写真集「深呼吸 -Shin・Kokyu-」
嘆息するときや弱ったときに出すため息。
また、そのため息の出るような状態。
「青息吐息の暮し」
(広辞苑)
・青息吐息である。
be in great distress
・この不景気じゃ青息吐息です。
I am having a terrible time trying to survive this recession [slump in business].
(プログレッシブ和英中辞典)
あおいきといき【青息吐息】
・生活が苦しくて青息吐息だ。
I'm having a very hard time making ends meet.
・長引く不景気で多くの中小企業は青息吐息だ[=とても苦労している]。
Many small and medium-sized commpanies are having a very hard time due to the prolonged recession.
(ジーニアス和英辞典)
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