なごやかに晴れた春の空。春天。はるぞら。
〈季・春〉
風雅和歌集〔1346~49頃〕春上・四
「朝日さす みもすそ川の 春の空 長閑(のどか)なるべき 世の気色哉」
〈後鳥羽院〉
春空(はるぞら)
「春の空」に同じ。
火の鳥〔1939〕〈中村草太男〉昭和13年
「春空に 身一つ容るる だけの塔」
(美しい日本語の辞典)
▷ HO vol. 150 ときめき道南 春の旅
[春]【春の空(はるのそら)】春空 春天
春の空は、晴れた日でもなんとなく白く霞んで見えることが多い。
(合本俳句歳時記)
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