亜流(ありゅう)
第一流の人に追随する二流の人。
他のまねをするだけで、独創的でなく、劣っていること。また、その人。
追随者。未流。エピゴーネン(ドイツ語: Epigonen)。
「亜」は「次(つぐ)」、第二位の意。
*北村透谷〔1934〕〈唐木順三〉
「封建的伝統の個人への圧迫、封建的戯作者的文学の亜流、それが若い透谷の眼にありありとうつった」
・北村 透谷:
きたむら とうこく
・唐木 順三:
からき じゅんぞう
(美しい日本語の辞典)
▷ 超二流 - 天才に勝つ一芸の究め方
あ-りゅう 【亜流】 ‥リウ
(「流れを亜(つ)ぐ」意)
① 同じ流れを継ぐ人。同類。
② 第一流の人に追随し、ただそれを真似するだけで独創性がなく、劣っていること。また、その人。エピゴーネン。
(広辞苑)
ありゅう -リウ 【亜流】
背伸びして第一流のまねをしようとしているもの。「エピゴーネン」とも。
(新明解国語辞典)
ありゅう 【亜流】
〔追随者〕
an (inferior) imitator; an epigon(e) ;
〔同じ流派を継ぐ者〕
a follower; an epigon(e)
・彼はセザンヌの亜流にすぎない。
He is nothing but an unskillful imitator of Cézanne.
(新和英大辞典)
ありゅう 【亜流】
〘模倣する人〙 imitator;
〘追随する人〙 follower
・その画家はルノワールの亜流にすぎなかった。
The painter was nothing but 「an imitator [a follower] of Renoir.
(ジーニアス和英辞典)
ありゅう 【亜流】
〘堅〙
epigone;
(模倣者)
(unskillful) imitator;
(追随者)
a mediocre-talented follower
・その画家はピカソの亜流にすぎない。
The painter is only 「a poor second [〘堅〙 an epigone] of Picasso.
(オーレックス和英辞典)
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