秋曇(あきぐもり)
秋の曇り空。
《季・秋》
山盧(さんろ)集〔1932〕〈飯田蛇笏(だこつ)〉
「滝上や 大瀬のよどむ 秋曇り」
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秋小雨(あきこさめ)
9月中旬から10月半ばにかけて降る一種の長雨。
《季・秋》
秋時雨(あきしぐれ)
「あき(秋)の時雨」に同じ。
《季・秋》
俳諧・梟日記〔1698〕九月七日
「薄墨の やつれや松の 秋時雨」
秋の時雨(あきのしぐれ)
秋の末に降る時雨。秋時雨。
《季・秋》
古今和歌集〔905~914〕離別・三九八〈兼覧王(かねみのおおきみ)〉
「をしむらん 人の心を しらぬまに 秋のしぐれと 身ぞふりにける」
秋湿(あきじめり)
梅雨のように降りつづく秋の雨。秋の長雨。
《季・秋》
(美しい日本語の辞典)
あき-じめり【秋湿り】
秋に降る長雨。
また、秋の雨のために空気が湿って冷たい感じ。
〈季・秋〉
(広辞苑)
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