ページ

2014-06-07

「あっけらかん」の意味

あっけらかん

ぽかんとしているさま、放心状態にあるさまや、あるべき物事がなく、空虚な感じがするさまを表す。

また、ある人物に、常識的・道徳的に考えれば当然あるはずの屈託やためらい、恥じらいといった感情がなく、平然をしているさまを表す。

自弔の鐘〔1975〕〈野坂昭如〉あっけらかん
「『何かわるいことをしてみませんか』『わるいことねえ、やってみてもいいけど、どんなことがありますか』京野、しごくあっけらかんといった」

(美しい日本語の辞典)



あきれた紳士の国イギリス





あっけら-かん

事の意外さにあきれて、ぽかんとしたさま。また、少しも気にせずけろりとしたさま。あけらかん。あけらぽん。

(広辞苑)



あっけらかん-と

〘副〙

(1)驚きあきれて(口を開けて)ぼんやりしているさま。

「事の急変をあっけらかんと眺める」


(2)部屋などががらんとしているさま。

あっけらかんとした広間」


(3)何もなかったように平気でいるさま。また、開放的でのびのびしているさま。

「しかられてもあっけらかんとしている」

あっけらかんとした性格」

(明鏡国語辞典)



あっけらかん(と)

あっけらかんとしている

〔ぽかんと〕
look blank [absentminded]

〔こだわりのない〕
be carefree

〔けろりとして〕
look unconcerned

・大切な書類をなくしたのにあっけらかんとしている。
He lost some important papers, but he still looks (as cool) as if nothing had happened.

(プログレッシブ和英中辞典)

2014-06-06

「圧巻(あっかん)」の意味

圧巻(あっかん)

書物の中でいちばんすぐれた箇所。他を圧倒するほどすぐれた詩文。昔、中国の科挙(官吏登用試験)で、及第者のうちの最優秀者の答案を他の答案の上に載せたところから。

現在では、物事の全体の中で最もすぐれた部分の意で使うことが多い。「今日の試合、圧巻は七回表のピッチングだった」など。

(美しい日本語の辞典)



科挙 - 中国の試験地獄





あっ-かん【圧巻】‥クワン

(「巻」は、昔、中国で官吏登用試験の答案。最優等のものを一番上に乗せたのに基づく)

書物の中で最もすぐれた部分。他にぬきんでた詩文。転じて、全体の中で最もすぐれた部分。

「この作品が、出品中の圧巻だ」

(広辞苑)



あっ-かん【圧巻】-クヮン

〘名〙

書物・劇・楽曲などの中で、最もすぐれている部分。また、勢ぞろいしたものの中で最もすぐれているもの。出色(しゅっしょく)。

「終楽章のカデンツァの部分が圧巻だ」

「とりわけ彼の研究発表が圧巻だった」

[語源]
昔、中国で最もすぐれた巻(=官吏登用試験の答案)を他のすべての答案の上に載せたことからいう。

[表記]
「圧観」は誤り。

(明鏡国語辞典)



あっかん【圧巻】

〔最高の部分〕
the best part

〔呼び物〕
the highlight

・彼の演説は大会の圧巻だった
His speech was the best part of the convention.

・このアリアは今夜のオペラの圧巻だ
This aria is the highlight of tonight's opera.

(プログレッシブ和英中辞典)

2014-06-05

「厚かましい」 の意味

厚(あつ)かましい

恥知らずで遠慮がない。ずうずうしい。厚顔である。

「厚皮(あつかわ)な」の形で用いられる形容動詞と意味が共通するが、両者のつながりははっきりしていない。

あるいは、「やかまし」「せせかまし」「ねだりがまし」「色がまし」などへの類推・牽引を想定しうるか。

(美しい日本語の辞典)



図々しい奴 コレクターズDVD





あつ-かまし・い【厚かましい】

〘形〙

[文]あつかま・し(シク)

恥を恥とも思わない。ずうずうしい。厚顔である。

厚かまし・い態度」

厚かまし・いお願いですが」

(広辞苑)



あつ-かまし・い【厚かましい】

〘形〙

恥知らずで遠慮や慎みがないさま。ずうずうしい。

「ずかずか上がり込むなんて厚かましいったらないわ」

厚かまし・くもしゃしゃり出る」

厚かましいお願いで恐縮ですが・・・」

[派生] -げ / -さ

(明鏡国語辞典)



あつかましい【厚かましい】

〔鉄面皮の〕
brazen-faced

〔無礼で生意気な〕
impudent, 〘口〙cheeky

〔僭越な〕
presumptuous

・厚かましいやつだ
He's a brazen-daced fellow.

・厚かましくも・・・する
be impudent [shameless] enough to do
〘口〙have the cheek [nerve/gall] to do

・なんて厚かましい
How impudent!
What nerve!

・厚かましいとは思いますが・・・
I'm afraid it's too much to ask, but...

(プログレッシブ和英中辞典)

2014-06-04

「あちゃらか」の意味

あちゃらか

深い意味もない、こっけいなしぐさや、にぎやかなふるまいで観客を笑わせる芝居。

オペラを換骨奪胎したもので、昭和の初年流行した。

どたばた喜劇。ナンセンス喜劇。

「あちら(西洋)か(化)」の変化した語という。

古川ロッパ日記 - 昭和九年〔1934〕五月三〇日
アチャラカにして笑はすには余りリアルだし、まじめにやっちゃ笑はせようもなし、いやんなる」

(美しい日本語の辞典)



古川ロッパ昭和日記・下司味礼賛





あちゃらか

(「あちら(西洋)か(化)」の転という)

ごく日常的なことを材料としながら、笑いを誘うような、ばかふざけをすること。

あちゃらか芝居」

(広辞苑)



あちゃらか

〘名〙

深い意味もないこっけいなせりふやしぐさで笑わせる芝居。どたばた喜劇。ナンセンス喜劇。

▼ 「あちら(=西洋)化」の転という。

[表記]「アチャラカ」と書くことが多い。

(明鏡国語辞典)



あちゃらか

〔にぎやかなドタバタ喜劇〕
acharaka
slapstick comedy

・この本は、いわば、漱石の「わが輩は猫である」のあちゃらか版だ。
This book is a sort of 「comic [comical, farcical] version of Soseki's I Am a Cat.

・浅草はあちゃらか(喜劇)の本場だった。
Asakusa was where 「acharaka [slapstick comedy] started.

Asakusa 「was [used to be] the place (to go) for acharaka.

(新和英大辞典)

2014-06-03

「あたりを払う」の意味

あたりを払(はら)う

他を近くに寄せ付けないこと。そこから、美麗、威厳などで周囲を威圧するさま、堂々としているさまに使う。

平家物語〔13C前〕一一・能登殿最期
「鎧の草摺(くさずり)かなぐりすて、胴ばかりきて大童(おほわらは)になり、大手をひろげて立たれたり。凡(およそ)あたりをはらてぞ見えたりける」

(美しい日本語の辞典)



クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶイッキ見!!! 父の威厳は丸つぶれ!! 失われたひろしだゾ編





[慣]辺りを払う

[解]周囲の者を近づけない。また、周囲を威圧する。

宇治拾遺物語(14)
「ゆめゆめ女人に近づくことなかれ。辺りを払ひて馴るることなかれ」

「威風、辺りを払う

(広辞苑)



あたり-を-はら・ふ(-ハラ (ロ) ウ)【辺りを払ふ】

(1) 周囲に人を近づけない。

(2) 近寄れないほど威勢がある。他を威圧する。

[平家]11・能登殿最期
「およそ辺りを払・っ(促音便)てぞ見えたりける」

[訳](能登殿の姿は)おおかた他を圧倒して見えたことだ。

(全訳古語辞典)

人気の投稿(全期間)