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2021-05-16

「磯山風(いそやまかぜ)」の意味

磯山風(いそやまかぜ)

磯辺の山から吹いて来る風。

*十六夜日記〔1279 〜 82頃〕
「東路の 磯山かぜの たえまより 波さへ花の おもかげに立つ」

・東路:
あずまじ

(美しい日本語の辞典)



歴史を知れば3倍たのしい 鎌倉の古社寺





いそ-やま【磯山】

磯辺にある山。

新後撰和歌集(旅)
「清見潟 磯山づたひ 行き暮れて」

(広辞苑)



いそやま-あらし【磯山嵐】

〘名〙

磯辺の山から吹きおろす嵐。磯山颪(おろし)。

*玉葉(1312)秋下・七一四
「雲はるる 磯山あらし音ふけて 沖つ潮瀬に 月ぞかたぶく〈藤原冬平〉」

・玉葉:
ぎょくよう

・潮瀬:
しおせ

(精選版 日本国語大辞典)



いそべ【磯辺】

are along the shore

◆ 磯辺揚げ
isobeage(-tempura)

(ジーニアス和英辞典)

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