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2021-05-23

「いたいけ」の意味

いたいけ

子どもなどの幼くてかわいらしいさま。また、弱々しくいじらしいさま。

「痛い気」の変化で、胸が痛むほどかわいいの意。

「いとけない」と混同して「いたいけない」ともいう。

*鳥影〔1908〕〈石川啄木〉五・三
「水近い礫(こいし)の間には可憐(いたいけ)な撫子(なでしこ)が処々に咲いた」

・礫:
れき、つぶて、こいし

・可憐:
かれん

・処々:
しょしょ、ところどころ

(美しい日本語の辞典)



ビートたけし - いたいけな夏





いたい-け【幼気】

① 小さくて愛すべきさま。美しく可愛らしいさま。

「七つになる子がいたいけな事言うた」(狂言歌謡)


② 子供などのいじらしくいたいたしいさま。あわれむべきさな。

いたいけな遺児」

(広辞苑)



いたいけ

〜な

〔幼くてかわいらしい〕
adorable; sweet; young and helpless

〔幼くていじらしい〕
pitiful; touching

・いたいけな少女
an adorable girl of tender age

・震災遺児のいたいけな姿
the 「pitiful [touching] figure of an earthquake orphan

(新和英大辞典)



いたいけ(な)

・無心に遊ぶいたいけな子供たち
little children playing innocently

(ジーニアス和英辞典)

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