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2020-03-04

「いい面の皮(つらのかわ)」の意味

いい面(つら)の皮(かわ)

とんだ恥さらし。いい迷惑。かさねがさねわりの悪い目にあって、ばかばかしいくらいだ。

他人の不幸やしくじりを冷たく批評し、また自分が他から受けた損失について自嘲していう。

(美しい日本語の辞典)



面の皮をはげ





いい-つらのかわ ‥ツラノカハ【好面皮】

〘連語〙

(他人の不幸やしくじりを冷たく批評し、また自分が他から受けた損失について自嘲していう)

とんだ恥さらし。いい迷惑。かさねがさねわりの悪い目にあって、ばかばかしいくらいだ。

*雑俳・柳多留 - 一三八 (1835)
いい面(ツラ)のかわ だと早太思へども」

・雑俳:
ざっぱい

・柳多留:
やなぎだる

(精選版 日本国語大辞典)



いい-つらのかわ【好い面の皮】‥カハ

(自分や他人の失敗・不幸を嘲笑的にいう時のことば)

とんだ恥さらし。わりの悪い目にあったこと。

人情本、春色辰巳園
「手めへの自由をされたら いい面の皮 だ」

・人情本:
にんじょうぼん

・春色 辰巳 園:
しゅんしょく たつみ の その

(広辞苑)



いい-つらの-かわ【好い面の皮】-カハ

〘連語〙

体面を汚されたのによく耐えたとして、不名誉な立場や役回りを皮肉に言う語。とんだ恥さらし。

「だしにされて 好い面の皮 だ」

(明鏡国語辞典)

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