同じ悪い境遇や身分の人が、互いに同情し合い、また助け合うこと。また、そのような間柄の者。
「武士は相身互い」などといった。
俳諧・おらが春 [1819]
「喧嘩すな あひみたがひの 渡り鳥」
(美しい日本語の辞典)
▷ 心を育てる地域・観光・人間力の教育
相身互身(あいみたがいみ)の略
同じ境遇や身分の者は互いに同情し合い助け合うべきであるということ。
(広辞苑)
▷ 地元がヤバいと思ったら読む 凡人のための地域再生入門
・心配するな。困ったときは相身互いだ。
Don't worry. In times of trouble we can depend on each other.
・相身互いとはいうものの、そう頼られてはこちらも困る。
I know we've promised to help each other, but when you rely on me all the time like that it's hard for me.
(プログレッシブ和英中辞典)
あいみたがい【相身互い】
・失業しているときは相身互いだ(=助け合うべきだ)。
When we are out of work, we should help each other.
(ウィズダム和英辞典)
人気の投稿(全期間)
-
「なる」 の改まった言い方。 「あい」 は接頭語。 「いかが 相成り ましょうか」 「五万円に 相成り ます」 「いたくお世話に 相成り ました」 など、改まった場での物言いとなる。 (美しい日本語の辞典) ▷ 美しい日本語の辞典 「な...
-
あたりきしゃりきくるまひき 「あたりまえ(当前)」をしゃれていう。近世以後、職人などが用いるぞんざいな語。「しゃりき」は「車力」、すなわち荷車ひきの意か。「りき」の音を繰り返して語呂(ごろ)をよくするために添えた語。 「あたりき、しゃりき、けつの穴ばりき」とも、「けつの穴...
-
あしらう 「あしえらう」の変化した語。応対すること。 現在では、「冷たくあしらう」「鼻であしらう」などの言い方で、いいかげんに他を待遇するの意を表すことが多い。 また、景物、料理、装飾などで、物を取り合わせる、配合する意を表す。 多情多恨〔1896〕〈尾崎紅葉〉後...
-
あこがれる もとは「あくがる」で、本来いるべき場所を離れてさまようことをいった。 転じて、心が対象にひかれてさまよい出て行くような感じ、すなわち、何かに心がひかれて思いこがれることをいうようになった。 「 あこがれ の的」といえば、理想として思いを寄せる対象のこと。 ...
-
徒桜(あだざくら) はかなく散る桜。また、はかないもののたとえ。 親鸞聖人の歌とされる「あすありと 思ふ心の あだ桜(ざくら) 夜は嵐の 吹かぬものかは」が有名。 桜はあだな(かりそめではかない)もので今日咲いても明日はもう散っているかもしれない、という発想は古く、...