「奇縁」は不思議な因縁、思いがけない巡り合わせ。
人と人とが互いに和合するのもしないのも、全て因縁によるものということ。特に男女、夫婦、友人などの巡り合いについていう。
(美しい日本語の辞典)
▷ チロルチョコ ごえんがあるよ
人の交わりには、自ずから気心の合う合わないがあるが、それもみな不思議な縁によるものであるという意味。
浄瑠璃、心中宵庚申(しんじゅうよいごうしん)
「人には合縁奇縁、血を分けた親子でも仲の悪いが有るもの」
(広辞苑)
あいえん-きえん
- 愛縁機縁
- 合(あひ)縁奇縁
- 相(あひ)縁奇縁
〘名〙
人と人とが互いに和合するのもしないのも、すべて因縁によるということ。
特に男女、夫婦、友人などの巡り合いについていう。
*俳諧・唐人躍(1677)三秋
「幾とせか あひえんきえん 女夫星〈方孝〉」
(精選版 日本国語大辞典)
a relationship determined by a happy twist of fate
Heaven only knows what married couples see in each other.
夫婦の仲は合縁奇縁。
(プログレッシブ和英中辞典)
あいえんきえん【合縁奇縁】
- karmic relations
- a relationship due to karma
〔不思議な縁〕
an unexpected [a surprising] relationship
・これも合縁奇縁でね。
〔一般的に〕
It seems that we were fated to become friends.
〔男女間について〕
This match was made in heaven.
(新和英大辞典)