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2011-09-19

「あいの風」の意味

東風のこと。おもに、越地方(現在の福井県から新潟県の辺り)で使われた。

夏の季語。

催馬楽(さいばら) [7C後~8C] 道の口
「道の口 武生(たけふ)の国府(こふ)に 我はありと 親に申したべ 心 安比加世(アヒノカゼ)や さきむだちや」

(美しい日本語の辞典) 



あい-の-かぜ【東風】

(アユノカゼの転)東の風。あい。

(広辞苑)



あいのかぜ【あいの風】

夏の穏やかな北風をいい、日本海沿岸地方で広く用いられる言葉。

(百科事典マイペディア)



るるぶ富山 立山 黒部 五箇山 白川郷 '21





あいの風(あいのかぜ)

  • 土用あい
  • 土用(どよう)東風(ごち)
  • 青東風(あをごち)

日本海沿岸に夏季に吹く涼味のあるそよ風で、北または北東から吹く。

土用あいは、もとは近畿や中国地方の船乗りの言葉で、土用のさなかに吹く北からの風。

土用東風は青空を渡る東風で青東風ともいう。

(合本俳句歳時記)

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