今年竹〔1919~1927〕〈里見弴〉茜雲・10
「夕陽をあびた茜雲(あかねぐも)が、一抹淡く流れてゐる」
・里見 弴:
さとみ とん
(美しい日本語の辞典)
▷ 三丁目の夕日決定版 私の家族
あかね-ぐも【茜雲】
朝日や夕日を受けて茜色に映える雲。
(広辞苑)
あかねぐも【茜雲】
clouds dyed crimson by the 「setting [rising] sun
(新和英大辞典)
あかね-いろ【茜色】
〘名〙
茜草の根で染めた色。やや黃みを帯び、沈んだ赤色。あかね。
*詠歌大概(13C前)
「桜さく 遠山鳥のしだり尾の ながながし日も あかね色哉」
・詠歌大概:
えいがたいがい
・哉:
かな
(精選版 日本国語大辞典)