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2020-06-07

「淡雪(あわゆき)」の意味

淡雪(あわゆき)

春先などに降る消えやすい雪。春の雪。

《季・春》

*俳諧・続猿蓑 〔1698〕 春
淡雪や 雨に追るる はるの笠 〈風麦〉」

(美しい日本語の辞典)

・続 猿蓑:
ぞく さるみの

・小川 風麦:
おがわ ふうばく



白鶴 淡雪スパークリング





あわ-ゆき アハ‥ 【淡雪】

〘名〙

[1] 春先などに降る消えやすい雪。春の雪。《季・春》

*古今 (905-914) 恋一・五四九
あはゆきの たまればかてに くだけつつ わが物思ひの しげきころかな 〈よみ人しらず〉」

*新古今 (1205) 春上・一〇
「春日野の 下萌えわたる 草の上に つれなく見ゆる 春のあはゆき 〈源国信〉」

[2] あわゆき(泡雪)

(精選版 日本国語大辞典)

・源 国信:
みなもとの くにざね



あわゆき アハ- 【淡雪】

うすく降りつもった雪。

(新明解国語辞典)



あわゆき 【淡雪】

ぼたん雪、綿雪とも。

積もっても、はかなく消えていく春の雪。

気温が低いときに降る雪はさらさらしているが、気温が比較的高いと、雪の結晶どうしが幾つも結び付いて雪片となって降り、淡雪となる。

(百科事典マイペディア)

・雪片: せっぺん



あわゆき 【泡雪、淡雪】

① 泡のように消えやすい雪
a light snow

② 卵白で作る和菓子
awayuki: (説明的に) Japanese sweet jelly made of beaten egg white.

(ウィズダム和英辞典)

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