暗雨(あんう)
闇夜(やみよ)に降る雨。
*海道記 〔1223 頃〕 序
「すでにして斜陽景晩れて、暗雨しきりに笠にかかる」
(美しい日本語の辞典)
・海道記:
かいどうき
・晩れて:
くれて
▷ 海道記の研究 本文篇 研究篇
あん-う 【暗雨】
〘名〙
闇夜(やみよ)に降る雨。
*本朝無題詩 (1162-64頃) 五・冬夜言志 〈藤原茂明〉
「暗雨打 レ 窓天未 レ 曙、狐燈背 レ 壁暁猶残」
〔陳師道-次韻夜雨詩〕
(精選版 日本国語大辞典)
・本朝 無題詩:
ほんちょう むだいし
・冬夜 言志:
とうや げんし
・藤原 茂明:
ふじわらの もちあきら
・陳 師道:
ちん しどう
▷ 本朝無題詩 全注釈 一
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