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2018-04-14

「天つ風(あまつかぜ)」の意味

[慣]あまつ風(かぜ)

空を吹く風。

*古今(905-914)雑上・八七二
あまつかぜ 雲のかよひぢ 吹きとぢよ をとめのすがた しばしとどめん 〈遍昭〉」

・遍昭:
へんじょう

(精選版 日本国語大辞典)



薩摩酒造 天つ風





あまつ-かぜ【天つ風】

天を吹く風。

古今和歌集(雑)
あまつかぜ 雲の通ひ路 ふきとぢよ」

(広辞苑)



あまつかぜ・・・

[和歌](百人一首)
天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ をとめの姿 しばしとどめむ】〈古今・17・雑上・872・良岑宗貞〉

・良岑 宗貞:
よしみねの むねさだ

大空を吹く風よ、天女が帰ろうとする雲間の通い路を、雲を吹き寄せて閉じて通れなくしてくれ。この舞が終わってもあの美しい天女(=「五節の舞姫」ノコト)の姿を、いましばらくこの地上にとどめて眺めることができると思うから。(小倉百人一首では俗名ではなく、僧正遍昭(そうじようへんじよう)として収録)

(旺文社古語辞典)

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