いそしむ
物事を毎日規則的に励み行う。
*苦の世界〔1918 〜 21〕〈宇野浩二〉一・四
「労働にいそしんでゐる」
(美しい日本語の辞典)
▷ 小3漢字(早ね早おき朝5分ドリル)
いそし・む【勤しむ】
〘自五〙
① 功があるとする。勤勉であるとして、賞する。
続日本紀(17)
「いそし・みうむがしみ忘れ給はず」
② つとめはげむ。
「勉学に勤し・む」
(広辞苑)
いそし・む【勤しむ】
(自マ四)
よくつとめる。精を出す。
「勤し・みて懈(おこた)らざりしをほめ給へり」
〈持統紀〉
(旺文社古語辞典)
▷ 大人の脳活&生き生きドリル1246問
いそしむ【勤しむ】
・仕事にいそしむ
work 「diligently [assiduously, strenuously]
・読書にいそしむ
be devoted to reading; bury one's head in books
・勉学にいそしむ
be devoted to 「study [studies, studying]
・家業にいそしむ
put strenuous efforts into (running) the family business
・踊りの稽古にいそしむ
be diligent in one's dance practice
(新和英大辞典)
いそしむ【勤しむ】
・勉学にいそしむ
study hard
・読書にいそしむ
devote oneself to reading
(ジーニアス和英辞典)
2021-04-25
2021-04-18
「磯時雨(いそしぐれ)」の意味
磯時雨(いそしぐれ)
磯で降る時雨。
*俳諧・焦尾琴〔1701〕雅
「蜑の子や 松を逆手に 磯しぐれ〈重巽〉」
・焦尾琴:
しょうびきん
・蜑:
あま(海女・海士・海人)
・重巽:
ちょうそん
(美しい日本語の辞典)
しょうび-きん セウビ‥【焦尾琴】
〘名〙
(後漢の蔡邕(さいよう)が、呉人の桐を焼く音をきき、その良材である事を知り、その桐材で尾部の焦げたままの琴の名器を作ったという故事から)琴(きん)の名器の名。
転じて、琴の異称。焦尾。焦尾の琴。そうびきん。
〔黒本本節用集(室町)〕〔後漢書 - 蔡邕伝〕
(精選版 日本国語大辞典)
▷ おとなの旅と宿 伊勢・鳥羽・志摩 南知多・三河湾
あま【海人・蜑】
(「あまびと(海人)」の略か)
① 海で魚や貝をとり、藻塩などを焼くことを生業とする者。漁夫(ぎょふ)。
古事記(下)
「鮪(しび)突く 海人 よ」
② (「海女」「海士」と書く)海に入って貝・海藻などをとる人。〈季・春〉
「真珠取りの 海女」
(広辞苑)
磯で降る時雨。
*俳諧・焦尾琴〔1701〕雅
「蜑の子や 松を逆手に 磯しぐれ〈重巽〉」
・焦尾琴:
しょうびきん
・蜑:
あま(海女・海士・海人)
・重巽:
ちょうそん
(美しい日本語の辞典)
しょうび-きん セウビ‥【焦尾琴】
〘名〙
(後漢の蔡邕(さいよう)が、呉人の桐を焼く音をきき、その良材である事を知り、その桐材で尾部の焦げたままの琴の名器を作ったという故事から)琴(きん)の名器の名。
転じて、琴の異称。焦尾。焦尾の琴。そうびきん。
〔黒本本節用集(室町)〕〔後漢書 - 蔡邕伝〕
(精選版 日本国語大辞典)
▷ おとなの旅と宿 伊勢・鳥羽・志摩 南知多・三河湾
あま【海人・蜑】
(「あまびと(海人)」の略か)
① 海で魚や貝をとり、藻塩などを焼くことを生業とする者。漁夫(ぎょふ)。
古事記(下)
「鮪(しび)突く 海人 よ」
② (「海女」「海士」と書く)海に入って貝・海藻などをとる人。〈季・春〉
「真珠取りの 海女」
(広辞苑)
2021-04-11
「居候(いそうろう)」の意味
居候(いそうろう)
他人の家に身を寄せ、養ってもらっていること。また、その人。「いそうろう三杯目にはそっと出し」は居候の肩身の狭さをたくみに言いあてた川柳としてよく知られている。
*浮雲〔1887 〜 89〕〈二葉亭四迷〉一・二
「昨日までは叔父の家とは言ひながら食客(ゐさふらふ)の悲しさには」
(美しい日本語の辞典)
い-そうろう【居候】ヰサウラフ
他人の家に寄食すること。また、その人。食客。
誹風柳多留(24)
「居候因果と子供嫌ひなり」
・寄食:
きしょく
・食客:
しょっかく
・誹風 柳多留:
はいふう やなぎだる
(広辞苑)
▷ 名句鑑賞『誹風柳多留』十一篇を読み解く
居候[イソウロウ]
無能なやっかい者をもさすが、通常他人の家に寄食する者をいう。同居人の一種。「やか」(家にいる)がやっかいに転じた。
江戸時代の公文書に、縁者でも正式の雇用人でもない同居者を「だれそれの家に居候」と肩書きされたのが始り。
(ブリタニカ国際大百科事典)
いそうろう【居候】
lodger who does not pay room and board
《◆ room and board は「部屋代と食費」の意》
・私は彼の家に居候している。
・彼女は30歳を越えているのに、まだ実家に居候している。
She is over thirty but still living off her parents.
・居候三杯目にはそっと出し。
A non-paying lodger hesitates to accept for a third helping.
(ジーニアス和英辞典)
いそうろう【居候】
[名]
〘話・けなして〙 a freeloader;
(寄生虫のような人)〘けなして〙 a parasite
[動]居候する
・彼は兄のところに居候している。
He lives off [〘話〙 freeloads on] his brother.
(ウィズダム和英辞典)
他人の家に身を寄せ、養ってもらっていること。また、その人。「いそうろう三杯目にはそっと出し」は居候の肩身の狭さをたくみに言いあてた川柳としてよく知られている。
*浮雲〔1887 〜 89〕〈二葉亭四迷〉一・二
「昨日までは叔父の家とは言ひながら食客(ゐさふらふ)の悲しさには」
(美しい日本語の辞典)
い-そうろう【居候】ヰサウラフ
他人の家に寄食すること。また、その人。食客。
誹風柳多留(24)
「居候因果と子供嫌ひなり」
・寄食:
きしょく
・食客:
しょっかく
・誹風 柳多留:
はいふう やなぎだる
(広辞苑)
▷ 名句鑑賞『誹風柳多留』十一篇を読み解く
居候[イソウロウ]
無能なやっかい者をもさすが、通常他人の家に寄食する者をいう。同居人の一種。「やか」(家にいる)がやっかいに転じた。
江戸時代の公文書に、縁者でも正式の雇用人でもない同居者を「だれそれの家に居候」と肩書きされたのが始り。
(ブリタニカ国際大百科事典)
いそうろう【居候】
lodger who does not pay room and board
《◆ room and board は「部屋代と食費」の意》
・私は彼の家に居候している。
- I'm a 「non-paying lodger [freeloader] in his house.
- I am living in his house without paying room and board.
・彼女は30歳を越えているのに、まだ実家に居候している。
She is over thirty but still living off her parents.
・居候三杯目にはそっと出し。
A non-paying lodger hesitates to accept for a third helping.
(ジーニアス和英辞典)
いそうろう【居候】
[名]
〘話・けなして〙 a freeloader;
(寄生虫のような人)〘けなして〙 a parasite
[動]居候する
・彼は兄のところに居候している。
He lives off [〘話〙 freeloads on] his brother.
(ウィズダム和英辞典)
2021-04-04
「伊勢清の雨」の意味
伊勢清(いせきよ)の雨(あめ)
陰暦九月一八日に降る雨。伊勢神宮の内宮、外宮の御遷宮の行事の後に降る雨の意という。
・内宮:
ないくう
・外宮:
げくう
・御遷宮:
ごせんぐう
(美しい日本語の辞典)
▷ 図説地図とあらすじでわかる!伊勢参りと熊野詣で
ご-せんぐう【御遷宮】
〘名〙
(「ご」は接頭語)
遷宮の尊敬語。二〇年目ごとに行われる伊勢神宮の遷宮をいう。御遷座。
《季・秋》
〔いろは字(1559)〕
*俳諧・泊船集(1698)四
「たふとさに みな押しあひぬ 御遷宮〈芭蕉〉」
・御遷座:
ごせんざ
・泊船集:
はくせんしゅう
(精選版 日本国語大辞典)
▷ るるぶ お伊勢まいり
ごせんぐう【御遷宮】
秋九月
伊勢皇大神宮は、二十年ごとに正殿および御垣内の殿舎を隣にある古殿地に新造し、神座を遷すことが行われてきた。これを御遷宮という。*伊勢御遷宮(いせごせんぐう)。
・皇大神宮:
こうたいじんぐう
・正殿:
せいでん
・御垣内:
みかきうち
・殿舎:
でんしゃ
・古殿地:
こでんち
・神座:
しんざ
・遷す:
うつす
[例句]
尊さに 皆押あひぬ 御遷宮
〈芭蕉〉
[例句]
御遷宮 只々青き 深空かな
〈鳳朗〉
・深空:
みそら
・田川 鳳朗:
たがわ ほうろう
(ホトトギス俳句季題便覧)
▷ 日本人なら知っておきたい伊勢神宮と125の社
せんぐう【遷宮】
installation of a sacred symbol in a temporary [new] shrine
(ジーニアス和英辞典)
せんぐう【遷宮】
遷宮する
[動](神道において神霊を新しい神殿に移す)
install (the sacred symbol of) a deity in a new shrine
・神霊:
しんれい
● 遷宮式
the dedication of a new shrine
(ウィズダム和英辞典)
陰暦九月一八日に降る雨。伊勢神宮の内宮、外宮の御遷宮の行事の後に降る雨の意という。
・内宮:
ないくう
・外宮:
げくう
・御遷宮:
ごせんぐう
(美しい日本語の辞典)
▷ 図説地図とあらすじでわかる!伊勢参りと熊野詣で
ご-せんぐう【御遷宮】
〘名〙
(「ご」は接頭語)
遷宮の尊敬語。二〇年目ごとに行われる伊勢神宮の遷宮をいう。御遷座。
《季・秋》
〔いろは字(1559)〕
*俳諧・泊船集(1698)四
「たふとさに みな押しあひぬ 御遷宮〈芭蕉〉」
・御遷座:
ごせんざ
・泊船集:
はくせんしゅう
(精選版 日本国語大辞典)
▷ るるぶ お伊勢まいり
ごせんぐう【御遷宮】
秋九月
伊勢皇大神宮は、二十年ごとに正殿および御垣内の殿舎を隣にある古殿地に新造し、神座を遷すことが行われてきた。これを御遷宮という。*伊勢御遷宮(いせごせんぐう)。
・皇大神宮:
こうたいじんぐう
・正殿:
せいでん
・御垣内:
みかきうち
・殿舎:
でんしゃ
・古殿地:
こでんち
・神座:
しんざ
・遷す:
うつす
[例句]
尊さに 皆押あひぬ 御遷宮
〈芭蕉〉
[例句]
御遷宮 只々青き 深空かな
〈鳳朗〉
・深空:
みそら
・田川 鳳朗:
たがわ ほうろう
(ホトトギス俳句季題便覧)
▷ 日本人なら知っておきたい伊勢神宮と125の社
せんぐう【遷宮】
installation of a sacred symbol in a temporary [new] shrine
(ジーニアス和英辞典)
せんぐう【遷宮】
遷宮する
[動](神道において神霊を新しい神殿に移す)
install (the sacred symbol of) a deity in a new shrine
・神霊:
しんれい
● 遷宮式
the dedication of a new shrine
(ウィズダム和英辞典)
登録:
投稿 (Atom)
人気の投稿(全期間)
-
「なる」 の改まった言い方。 「あい」 は接頭語。 「いかが 相成り ましょうか」 「五万円に 相成り ます」 「いたくお世話に 相成り ました」 など、改まった場での物言いとなる。 (美しい日本語の辞典) ▷ 美しい日本語の辞典 「な...
-
あたりきしゃりきくるまひき 「あたりまえ(当前)」をしゃれていう。近世以後、職人などが用いるぞんざいな語。「しゃりき」は「車力」、すなわち荷車ひきの意か。「りき」の音を繰り返して語呂(ごろ)をよくするために添えた語。 「あたりき、しゃりき、けつの穴ばりき」とも、「けつの穴...
-
あしらう 「あしえらう」の変化した語。応対すること。 現在では、「冷たくあしらう」「鼻であしらう」などの言い方で、いいかげんに他を待遇するの意を表すことが多い。 また、景物、料理、装飾などで、物を取り合わせる、配合する意を表す。 多情多恨〔1896〕〈尾崎紅葉〉後...
-
あこがれる もとは「あくがる」で、本来いるべき場所を離れてさまようことをいった。 転じて、心が対象にひかれてさまよい出て行くような感じ、すなわち、何かに心がひかれて思いこがれることをいうようになった。 「 あこがれ の的」といえば、理想として思いを寄せる対象のこと。 ...
-
徒桜(あだざくら) はかなく散る桜。また、はかないもののたとえ。 親鸞聖人の歌とされる「あすありと 思ふ心の あだ桜(ざくら) 夜は嵐の 吹かぬものかは」が有名。 桜はあだな(かりそめではかない)もので今日咲いても明日はもう散っているかもしれない、という発想は古く、...