勇(いさ)み足(あし)
相撲で、相手を土俵際に追いつめながら、勢いあまって自分から土俵の外へ足を踏み出すこと。足を踏み出したほうは負けになる。
転じて、物事を行う際に、調子にのりすぎて目的をはずれたり、仕損じたりすること。
*白く塗りたる墓〔1970〕〈高橋和巳〉三
「そういうことがなけりゃ、若い記者の勇み足ということですむ」
・高橋 和巳:
たかはし かずみ
(美しい日本語の辞典)
▷ 相撲観戦入門 2020
いさみ-あし【勇み足】
① 相撲の非技の一つ。相手を土俵際へ追いつめながら勢い余って相手より先に足を出して負けること。
② 転じて、つい勢いにのって、やり損なうこと。
(広辞苑)
いさみあし【勇み足】
① [やりすぎ・行きすぎ]
・彼女に辞職せよと迫ったのは勇み足だった。
Pressing her to resign went a little too far.
・あのように請け合ったのは君の勇み足だと思う。
I think you overplayed your hand by giving that guarantee.
② [相撲]
forward step-out
・勇み足で負ける
lose a bout by mistakenly [accidentally] stepping out of the (sumo) ring
(ジーニアス和英辞典)
いさみあし【勇み足】
・彼の勇み足で計画がつぶれてしまった。
Because he went too far, the project failed.
His hasty [reckless] action ruined the project.
・あの発言は勇み足でした。取り消します。
I got carried away and said that. I take it back.
・大関は勇み足で負けた。
The ozeki lost the bout by accidentally stepping out of the ring.
(オーレックス和英辞典)
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