生(い)き馬(うま)の目(め)を抜(ぬ)く
いきうまのめをぬく
生きている馬の目を抜き取るほど、事をするのにすばやいさまをいう。特に、すばしこくずるくて、油断がならないことのたとえ。
*滑稽本・東海道中膝栗毛 〔1802 〜 09〕 三・上
「へへごうはらな。生馬(いきうま)の目をぬきやアがった」
・滑稽本:
こっけいぼん
・東海 道中 膝栗毛:
とうかい どうちゅう ひざくりげ
(美しい日本語の辞典)
▷ 東海道中膝栗毛(10歳までに読みたい日本名作)
[慣] 生き馬の目を抜く
[解] 事をなし、利を得るのに抜け目なく素早いさまをいう。「生き牛の目を抉(くじ)る」とも。
(広辞苑)
いきうま 【生き馬】
◆ 生き馬の目を抜く
● 生き馬の目を抜くような競争
cutthroat competition
・彼は生き馬の目を抜くような男だ。
He is very shrewd.
(ウィズダム和英辞典)
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