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2020-05-10

「あるまじき」の意味

あるまじき

あるべきでない。当然あってはならない。不都合である。とんでもない。あるまじい。

ラ変動詞「あり(有)」の連体形に打消推量の助動詞「まじ」の連体形が付いたもの。

「・・・にあるまじき」のかたちでよく使う。

反対は「あるべき」。

*源氏物語 〔1001〜14 頃〕 桐壺
「かかる折にも、あるまじき恥もこそと心づかひして」
〔=(自分が病気で退出するような)時にもとんでもない不真面目があってはいけないと心配りをして〕

・桐壺:
きりつぼ

(美しい日本語の辞典)



「地球温暖化」の不都合な真実





あるまじき

〘状況にそぐわない〙
inappropriate;

〘受け入れがたい〙
《正式》 unworthy;

〘ふさわしくない〙
《正式》 unbecoming

・学生に あるまじき 行動
inappropriate behavior for students

・リーダーとして あるまじき 発言
a remark unbecoming [unworthy] of a leader

(ジーニアス和英辞典)



あるまじき

・彼の行為は教師には あるまじき ものだった。
His behavior was unworthy of [not becoming for] a teacher.

(ウィズダム和英辞典)



あるまじき

・それは教師として あるまじき ことだ。
That is absolutely improper for teachers to do.

(オーレックス和英辞典)

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