あるまじき
あるべきでない。当然あってはならない。不都合である。とんでもない。あるまじい。
ラ変動詞「あり(有)」の連体形に打消推量の助動詞「まじ」の連体形が付いたもの。
「・・・にあるまじき」のかたちでよく使う。
反対は「あるべき」。
*源氏物語 〔1001〜14 頃〕 桐壺
「かかる折にも、あるまじき恥もこそと心づかひして」
〔=(自分が病気で退出するような)時にもとんでもない不真面目があってはいけないと心配りをして〕
・桐壺:
きりつぼ
(美しい日本語の辞典)
▷ 「地球温暖化」の不都合な真実
あるまじき
〘状況にそぐわない〙
inappropriate;
〘受け入れがたい〙
《正式》 unworthy;
〘ふさわしくない〙
《正式》 unbecoming
・学生に あるまじき 行動
inappropriate behavior for students
・リーダーとして あるまじき 発言
a remark unbecoming [unworthy] of a leader
(ジーニアス和英辞典)
あるまじき
・彼の行為は教師には あるまじき ものだった。
His behavior was unworthy of [not becoming for] a teacher.
(ウィズダム和英辞典)
あるまじき
・それは教師として あるまじき ことだ。
That is absolutely improper for teachers to do.
(オーレックス和英辞典)
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