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2020-08-30

「いかばかり」の意味

いかばかり

どれほど。どんなにか。いったいどのくらい。

*竹取物語 〔9C末〜10C初〕
「おほくの人の身をいたづらになしてあはざなる〔=大勢の男の身をだめにして、それでも結婚しない〕かくやひめは、いかばかりの女ぞ」

まんがで読む 竹取物語・宇治拾遺物語



*多情多恨 〔1896〕 〈尾崎紅葉〉 後・一一
「其胸の切なさは幾許(いかばかり)かと思遣っては」

・多情 多恨:
たじょう たこん

多情多恨



(美しい日本語の辞典)



いか-ばかり 【如何許り】

〘副〙

① どれほど。どれくらい。万葉集(5)「いかばかり恋(こほ)しくありけむ松浦佐用姫(まつらさよひめ)」

② どれほどか。非常に。蜻蛉日記(中)「いかばかりうらさびしかるよの中を」

・蜻蛉 日記:
かげろう にっき

(広辞苑)



いかばかり

(→どれほど)

悲しみはいかばかりかとお察しします。
I can only imagine how unbearable your grief is.

(ジーニアス和英辞典)



いかばかり 【如何ばかり】

・彼女の悲しみはいかばかりであろうか。
I can imagine just how sad she is.

(ウィズダム和英辞典)

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